「酒に酔って暴れた」という理由で夫を鈍器で何度も殴って死なせた60代の妻が警察に身柄を拘束された。

　京畿道平沢警察署は16日、殺人の容疑で62歳女性の逮捕状を申請したことを明らかにした。

　女性は今月15日午後1時10分ごろ、平沢市内の自宅で夫（61）の頭を家の花壇にあったれんがで殴り、死なせた容疑で拘束された。夫が酒に酔って暴れたというのが犯行理由だった。

　夫が倒れて意識を失ったため、女性..

　「酒に酔って暴れた」という理由で夫を鈍器で何度も殴って死なせた60代の妻が警察に身柄を拘束された。

　京畿道平沢警察署は16日、殺人の容疑で62歳女性の逮捕状を申請したことを明らかにした。

　女性は今月15日午後1時10分ごろ、平沢市内の自宅で夫（61）の頭を家の花壇にあったれんがで殴り、死なせた容疑で拘束された。夫が酒に酔って暴れたというのが犯行理由だった。

　夫が倒れて意識を失ったため、女性は自ら警察に通報し救急車を呼んだ。

　この事件3日前の12日午後4時50分ごろにも女性は夫が酒に酔ったため30センチサイズの臼で夫の頭を殴り、特殊暴行容疑で立件されていた。

　このとき現場に駆け付けた警察は、女性自ら通報したことを理由に「証拠隠滅の恐れはない」と判断し、女性を現行犯逮捕しなかった。

　また夫が事件として処理することを望まず、知人宅に身を寄せる考えを伝えたことから、住居地からの退去や隔離、接近禁止などではなく加害者と被害者を分離する応急措置を取った。

　警察の関係者は「夫が再び自宅に戻り、妻と仲良くしようと言いながら再び酒を飲んだため事件が起こったようだ」と説明した。

クォン・グァンスン記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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