「シンガポール会談直後、北が米国の交渉担当者を脅迫する発言…数カ月後に金正恩氏が遺憾の意」

2021/05/24 11:01

米国側交渉担当の主役だったアンドリュー・キム氏がエピソードを公開

 2018年の米朝シンガポール首脳会談後、米国は実務交渉を行うため担当者を北朝鮮に行かせようとしたが、北朝鮮側の脅迫的な言動を受け訪朝計画を取りやめていたことが分かった。その後、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がこの問題で「遺憾の意」を伝えていたという。米政府系放送のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が22日に報じた。

 VOAによると、米朝実務交渉において米国側の主役だった米中央情報局(..

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