【コラム】組織暴力団関係者が有功者に化けていたのか

2021/07/18 18:01

バス惨事をきっかけに浮上した有功者の秘密 「元暴力団」という疑惑が広がる中で米国に逃亡 「人物保証」選定のプロセスがずさんとの批判も 「本当の有功者」のために真実の解明を

▲5・18民主化運動41周年を迎えた今年5月18日午前、韓国政府主催の記念式が執り行われた光州市北区の国立5・18民主墓地の入り口でムン・フンシク会長の会場への入場を反対派たちが妨害し、もみ合いになった。/キム・ヨングン記者

 解体中のマンションが走行中のバスを怪物のように襲った。今年6月9日、17人の死傷者が出た光州バス惨事だ。「下請けと孫請けの関係が延々と続く構造」「再開発の不正入札」などさまざまな雑音も出た。事件を通じて浮上した人物の中に「5・18拘束負傷者会」のムン・フンシク会長(61)の名前があった。しかしその名が実際のニュースに登場したのは6月15日に警察が発表した「ムン・フンシク立件、2日前に米国シカゴに..

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