貧農の息子で13歳から工場労働…「辺境の弁護士」から与党大統領候補になった李在明氏

2021/10/11 08:11

▲李在明京畿道知事が2017年1月、京畿道城南市のオリエント時計工場前で第19代韓国大統領選挙への出馬宣言式を行い、妻キム・ヘギョンさんとともに母親を抱きかかえている=左側=。右側の写真は李知事が1978年野球グローブの工場で少年労働者として働いていた時代の姿。/聯合ニュース

 韓国与党・共に民主党の大統領候補に決まった李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事(57)は「貧困を全身で経験して成長したたたき上げの政治家」と自らを表現する。貧農の息子として特定の系譜や組織を持たず、国会議員の経歴も持たない非主流の政治家だが、政界入りから15年で与党の大統領候補まで登り詰めた。

 李在明氏は1964年12月22日、慶尚北道安東市で5男4女の7番目として生まれた。山間の村から5キロメー..

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