専門家ら「ヌリ号発射でICBM技術も確保」

2021/10/22 09:59

ヌリ号発射 ロケットとミサイルの発射技術は同一 衛星の代わりに弾頭を乗せればICBM

▲全羅南道高興郡の羅老宇宙センター研究棟から韓国型ロケット「ヌリ号(KSLV-2)が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の出席する中で打ち上げられた。21日午後撮影。/NEWSIS

 「韓国が独自開発したヌリ号が発射に成功すれば、大陸間弾道ミサイル(ICBM)技術の確保に至る」との見方が出ている。宇宙発射体とミサイルはどちらもエンジンを燃焼させて推力を得る方式という点では同じだ。最後に衛星を積めば宇宙発射体、弾頭を搭載すればICBMと呼ばれる。

 しかしヌリ号をICBMだとは誰も疑っていない。建国大学の李昌鎮(イ・チャンジン)教授は「ヌリ号の酸化剤と使用された液体酸素は常にマイ..

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