【コラム】5・18民主化運動で亡くなった警察官も犠牲者だ

2022/05/29 06:25

▲2022年5月19日午前、ソウル市銅雀区の国立ソウル顕忠院で、5・18民主化運動当時デモ隊を防ごうとする警察に向けバスを突進させた男性(77、写真左)が、当時バスにひかれて殉職した故チョン・チュンギル警査の息子チョン・ウォンヨンさんと抱き合っているところ。/写真=キム・ジホ記者

 チョン・ウォンヨンさん(53)は42年前の1980年5月21日を、今でも生々しく覚えている。その日は釈迦(しゃか)生誕日だった。当時11歳だったチョンさんは、学校に行かなくていいと思って浮かれていた。ところが外が騒がしくなり、玄関が開いたので出てみたら、母親が失神状態で近所の大人たちに抱えられて入ってきた。驚いたチョンさんは家の中でわんわん泣いたという。警察官だった父親は、家に戻ってこなかった。..

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