▲民間救急車両。写真＝NEWSIS

　民間救急車両に芸能人を乗せてイベント会場まで行き、金銭を受け取った運転手が実刑と罰金刑を言い渡された。この救急車を利用した芸能人は男性アイドルグループgod（ジーオーディー）出身の歌手キム・テウ氏であることが分かった。

　仁川地裁刑事第5単独のホン・ジュンソ裁判長は15日、救急医療に関する法律違反や道路交通法違反（無免許運転）などで起訴されたA被告（44）に対し、懲役1年6月の実刑と罰金200万ウ..

▲民間救急車両。写真＝NEWSIS

　民間救急車両に芸能人を乗せてイベント会場まで行き、金銭を受け取った運転手が実刑と罰金刑を言い渡された。この救急車を利用した芸能人は男性アイドルグループgod（ジーオーディー）出身の歌手キム・テウ氏であることが分かった。

▲歌手キム・テウ氏。写真＝キム・テウ氏の写真交流サイト（SNS）「インスタグラム」より

　仁川地裁刑事第5単独のホン・ジュンソ裁判長は15日、救急医療に関する法律違反や道路交通法違反（無免許運転）などで起訴されたA被告（44）に対し、懲役1年6月の実刑と罰金200万ウォン（約22万円）を言い渡した。

　A被告は2018年3月、京畿道高陽市一山西区からソウル市城東区のイベント会場まで民間救急車両にキム・テウ氏を乗せるなどしたとして起訴された。

　キム・テウ氏の所属事務所側の関係者はこの時、「民間救急車両を利用すれば交通渋滞を避けることができる」として、イベント代行会社の社員にA被告の連絡先を教えた。この社員はA被告に「キム・テウ氏を乗せてほしい」と依頼、A被告は30万ウォン（約3万3000円）を受け取ってキム・テウ氏を乗せたとされる。

　検察は、この事件でキム・テウ氏や所属事務所関係者らについても救急医療に関する法律違反で略式起訴している。

　飲酒運転の前科があるA被告は、2021年8月から昨年3月まで無免許状態で救急車を運転していた。

　ホン裁判長は量刑について、「救急医療に関する法律違反（救急車の違法運用）と道路交通法違反（無免許運転）については実刑とし、厳罰に処する必要がある」とした上で、「被告人の年齢や犯行動機などさまざまな状況を総合した」と説明した。

イ・ヒョンジュン記者

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

Copyright (c) Chosunonline.com