▲石東炫(ソク・ドンヒョン)弁護士/聯合ニュース
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は憲法裁判所での弾劾審判弁論で「人員という表現は使わない」と証言したが、これについて野党から批判が相次いだことを受け、尹大統領の弁護団がこれに反論した。
【写真】「『人員』という言葉を使ったことはありません」と反論する尹大統領
尹大統領の弁護団の一人、石東炫(ソク・トンヒョン)弁護士は9日、自らのSNS(交流サイト)に「頭が悪いのか、邪悪なのか…共に民主党の歪曲(わ..
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▲石東炫(ソク・ドンヒョン)弁護士/聯合ニュース
尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は憲法裁判所での弾劾審判弁論で「人員という表現は使わない」と証言したが、これについて野党から批判が相次いだことを受け、尹大統領の弁護団がこれに反論した。
【写真】「『人員』という言葉を使ったことはありません」と反論する尹大統領
尹大統領の弁護団の一人、石東炫(ソク・トンヒョン)弁護士は9日、自らのSNS(交流サイト)に「頭が悪いのか、邪悪なのか…共に民主党の歪曲(わいきょく)手法」というタイトルで文章を掲載した。
「人員という表現は使わない」という尹大統領の証言について石東炫弁護士は「『私は人員という言葉を使わない(尹大統領)』と陳述した意味は、この人、あの人など指示代名詞としてこの人員、またはあの人員という表現を使わないという意味だった」と説明した。
石東炫弁護士はさらに「尹大統領も例えば『人員数がどれだけか』『不必要な人員は減らせ』『人員に応じて注文せよ』、これらの表現では当然人員という単語を使う」「憲法裁判所での弁論でも尹大統領はまさに人員という表現をこのように使った」と説明した。
その上で石東炫弁護士は「これらの言葉から、何か尹大統領が法廷ですぐ分かるうそ(私は人員という言葉は使わない)をついたように皮肉り、騒ぎ立てる会議映像が数多く出回っているようだ」として共に民主党とこれを報じた一部メディアを批判した。
これに先立ち郭種根(クァク・チョングン)前韓国陸軍特殊戦司令官は6日、憲法裁判所での弾劾審判弁論に証人として出席し、尹大統領から「人員を引きずり出せ」との指示を受けたという趣旨の証言を行った。
これに対して尹大統領は「議員なら議員だ、人員という表現を使ったことはない」として郭種根・元司令官の証言に反論した。
すると野党・共に民主党と一部メディアは弾劾審判での証言など過去に尹大統領が「人員」という言葉を使った事例を取り上げ「尹大統領の主張は事実に反する」と批判していた。
チョ・ソンホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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