▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】米国のある医師が、女性の口から非常に長いサナダムシを取り出す動画を公開し、十分に加熱されていない豚肉は絶対に食べないよう警告した。2月25日、英紙デイリーメールが報じた。
【閲覧注意】女性の口からサナダムシを引っ張り出す様子
報道によると、米国で麻酔科の医師として働くミロ・ビグラ氏はインスタグラムで関連の動画を公開し、寄生虫感染を引き起こす恐れがあるため生焼けの豚肉を絶対に食べては..
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▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】米国のある医師が、女性の口から非常に長いサナダムシを取り出す動画を公開し、十分に加熱されていない豚肉は絶対に食べないよう警告した。2月25日、英紙デイリーメールが報じた。
【閲覧注意】女性の口からサナダムシを引っ張り出す様子
報道によると、米国で麻酔科の医師として働くミロ・ビグラ氏はインスタグラムで関連の動画を公開し、寄生虫感染を引き起こす恐れがあるため生焼けの豚肉を絶対に食べてはいけないと呼びかけた。
動画を見ると、鎮静剤を打たれた女性が、口に保護器具を着用して手術台の上に横になっている。
医師はこの女性の口から細長いサナダムシを引っ張り出している。非常に長いため、ある程度引っ張っては何度も手術用ピンセットでつかみ直している。
ピグラ氏はこの動画について「通常、十分に加熱されていない肉を食べるとサナダムシに感染する。サナダムシに感染すると減量できると考える人もいるが、私は絶対にお勧めしない」と話した。
さらに「サナダムシは時には約9メートルまで成長し、20年以上生存することもある」と説明した。
豚肉にはサナダムシの一種である有鉤条虫(ゆうこうじょうちゅう、Taenia solium)の幼虫の嚢胞が存在することがあり、これを十分に加熱せずに食べると感染する可能性がある。
しかし、豚肉を食べる際にしっかり加熱し、また生肉に触れた後にはせっけんと水でしっかり手を洗えば、寄生虫感染は予防できる。
サナダムシによる症状はたいていは軽いが、吐き気や腹痛、体重減少などを引き起こす恐れがあり、栄養失調を招くこともある。
この動画に対し、SNS(交流サイト)では「だから私は豚肉を食べないんだよ」「私が常に肉を過剰なほど焼いてから食べる理由」「私が知っている人は全員、豚肉を食べるけど、寄生虫やサナダムシなどに感染した人は1人もいない」などさまざまな反応が見られた。
また、十分に火の通っていない魚や牛肉でもサナダムシに感染する恐れがあるという警告も飛び出した。
過去にも中国で、ある建設労働者が十分に加熱されていない豚肉を食べたところ1カ月後に脳と肺で700匹以上のサナダムシが発見されたことがあった。
ノ・ジウォン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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