京畿道光明市内の鉄道路線「新安山線」地下トンネル工事現場で発生した崩落事故で、行方不明になっていた50代の作業員が死亡しているのが発見された。事故発生から五日目にして発見されたものだ。消防庁が16日に発表した。
【写真】崩落事故現場のすぐそばに小学校
発表によると、50代の作業員Aさんは16日午後8時3分ごろ、崩落現場の地下21メートル地点で発見されたとのことだ。事故時に地下に転落したコンテナの近..
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京畿道光明市内の鉄道路線「新安山線」地下トンネル工事現場で発生した崩落事故で、行方不明になっていた50代の作業員が死亡しているのが発見された。事故発生から五日目にして発見されたものだ。消防庁が16日に発表した。
【写真】崩落事故現場のすぐそばに小学校
発表によると、50代の作業員Aさんは16日午後8時3分ごろ、崩落現場の地下21メートル地点で発見されたとのことだ。事故時に地下に転落したコンテナの近くだったという。消防当局は「Aさんは事故時、コンテナの中にいた」という職員の話に基づき、コンテナを探してきた。消防当局関係者は「Aさんは土の中に埋もれていた」としている。コンテナは破損し、押しつぶされた状態だったとのことだ。
消防当局はファイバースコープを使って残骸の隙間から捜索し、Aさんを発見した。
今回の事故は11日午後3時13分ごろ、光明市日直洞の新安山線複線電鉄第5-2工区地下トンネル工事現場で発生した。トンネルを支えていた柱が崩れ、地上で作業中だった施工会社ポスコE&C所属のAさんと20代の掘削機オペレーターBさんが転落した。
消防当局は12日午前4時27分ごろ、地下30メートル地点に閉じ込められていたBさんを救助した。転落から13時間後のことだった。Bさんは多発性圧迫損傷や鎖骨骨折などの重傷を負い、京畿道水原市内の亜洲大学病院で治療を受けている。命に別状はないとのことだ。
Bさんとは携帯電話での通話が可能だったが、Aさんは転落した位置や生死が把握できていなかった。
光明=キム・ヒョンス記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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