▲イラスト=UTOIMAGE
イタリアの空港で、男性が離陸準備中だった飛行機のエンジンに吸い込まれて死亡する事故があった。
米紙ニューヨーク・タイムズなどが8日、報じた。それによると、事故は8日午前10時ごろ、イタリア北部ミラノ近郊のベルガモ空港で発生。離陸に向けて準備していた飛行機のエンジンに30代の男性が吸い込まれて死亡した。
【写真】滑走路での事故収拾の様子
空港側は声明で「死亡した男性は乗客や空港職員ではなかった」「男..
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▲イラスト=UTOIMAGE
イタリアの空港で、男性が離陸準備中だった飛行機のエンジンに吸い込まれて死亡する事故があった。
米紙ニューヨーク・タイムズなどが8日、報じた。それによると、事故は8日午前10時ごろ、イタリア北部ミラノ近郊のベルガモ空港で発生。離陸に向けて準備していた飛行機のエンジンに30代の男性が吸い込まれて死亡した。
【写真】滑走路での事故収拾の様子
空港側は声明で「死亡した男性は乗客や空港職員ではなかった」「男性はこの日、滑走路に無断で侵入し、空港の保安要員たちが男性を追いかけたが身柄を確保できなかった」と説明した。
死亡した男性はアンドレア・ルソーという名前の35歳のイタリア人だという。目撃者によると、男性は滑走路に無断で侵入し、これを阻止しようとした保安要員から逃げ回っていたが、急に離陸準備中だった飛行機の左側エンジンに飛び込んだ。海外の各メディアは、男性が自ら命を絶とうとしたようだと分析した。
事故が発生した直後、空港は航空便の運航を一時的に取りやめた。空港側は、旅客機に搭乗していた乗客154人と乗務員6人は全員無事で、現在は心のケアを受けていると明かした。
イタリア当局は、この男性がどのようにして空港の保安検査をかいくぐって滑走路に侵入できたのか、事件全体について調べている。
キム・ミョンイル記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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