▲17日に正式オープンする「スラクヒュ・ツリーハウス」。/蘆原区
今月17日に正式オープンするソウル市蘆原区の自然休養林内の宿泊施設「スラクヒュ(水落休)・ツリーハウス」が、予約開始から3分で満室になるなど人気を集めていることが分かった。
【写真】スラクヒュ・ツリーハウスの4人部屋の内部と6人部屋の外観
蘆原区が7日に明らかにしたところによると、スラクヒュは水落山の森に休息と癒しの空間を作るために2018年から事業が始まった。区の予算110億ウォン(約11億70..
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▲17日に正式オープンする「スラクヒュ・ツリーハウス」。/蘆原区
今月17日に正式オープンするソウル市蘆原区の自然休養林内の宿泊施設「スラクヒュ(水落休)・ツリーハウス」が、予約開始から3分で満室になるなど人気を集めていることが分かった。
【写真】スラクヒュ・ツリーハウスの4人部屋の内部と6人部屋の外観
蘆原区が7日に明らかにしたところによると、スラクヒュは水落山の森に休息と癒しの空間を作るために2018年から事業が始まった。区の予算110億ウォン(約11億7000万円)を含め国費43億ウォン、市費33億ウォン、特別交付金40億ウォン、特別交付税5億ウォンなど、総額231億ウォンが投じられた。
レストランとカフェ以外は全て区の直営となる。すでに試験運営を経て施設の不具合を改善しており、今月17日に正式オープンする予定だ。試験運営期間には「エピソード公募展」「LP(レコード)寄付イベント」などによって選ばれた住民をはじめ施設の造成に携わった関係者、地域のボランティア団体など区の活動に貢献している人たちに宿泊の機会を提供した。
先月行われた7月分の予約は3分で締め切られるなど、人気を集めているという。蘆原区エリアのカフェなどは先月からSNS(交流サイト)などで、予約日や予約方法などを相次いで紹介した。
スラクヒュは毎月7日に客室の50%を蘆原区民優先で予約を受け付け、10日から残りの客室を一般の人々向けとして予約を受け付ける。予約は「スプナドルe」のサイトで先着順で受け付けている。利用料金は繁忙期及び週末と、閑散期及び平日で異なり、宿泊人数や客室のタイプによって最低7万ウォンから25万ウォンまでとなっている。
区の関係者は、バリアフリーの散策路、渓谷のピクニックエリア、子ども向けの体験コーナーなどの施設がまもなく完成すると説明した。関係者は「正式運営が始まれば、楽しめるコーナーがいっそう増える」として「訪問者センターの前でたき火を見ながらくつろいだり、天体望遠鏡を利用できる夜の公園、森についての解説、弓の体験などを楽しんだりするなど、アウトドアプログラムも準備中」と話した。
蘆原区のオ・スンロク区長は「森に1回、施設にもう1回、体験コーナーなどを楽しむためにさらにもう1回という形で何度も来ていただけるよう、小さな部分一つ一つに気を配った」と述べた。
パク・ソンミン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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