李在明政権初の韓米日合同参謀本部会議、「中国の脅威」「北朝鮮・ロシア非難」の文言消える

2025/07/12 11:25

米国・日本と別の道を進む韓国外交

▲韓国軍合同参謀本部の金明秀(キム・ミョンス)議長、米統合参謀本部のケイン議長、自衛隊の吉田圭秀・統合幕僚長。3人は11日に行われた2025年度韓米日合同参謀本部議長会議後に京畿道平沢市の海軍第2艦隊司令部を訪れ、作戦状況について報告を受けた。/韓国軍合同参謀本部

 李在明(イ・ジェミョン)政権発足後初となる韓米日3カ国の合同参謀本部議長会議が11日に開かれた。しかし同日発表された3カ国の共同発表文には、昨年と異なり中国の攻撃的行動や台湾問題に対する文言は全くなかった。ある韓国政府関係者は「中国や台湾に関する直接の言及を抜いたのは確かに韓国だ」と認める一方で「『地域の平和と安定』という言葉の中にその問題も含まれていると判断した」と説明した。中国の脅威に共同対..

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