▲ウィドゥヤ・アングライニさんのインスタグラム
インドネシアで走行中の列車の窓に石が投げられ、女性の乗客が割れたガラスの破片で顔にけがを負った。
【写真】窓ガラスが割れて血だらけになった女性乗客
インドネシアの現地メディア「デティックニュース」が先ごろ報じた。それによると、事故は今月6日午後10時25分ごろ、インドネシアのジョクジャカルタからスラバヤに向かう列車で発生。インドネシアの国営鉄道会社KAIによると、この列車がクラテン駅とスロウォト駅..
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▲ウィドゥヤ・アングライニさんのインスタグラム
インドネシアで走行中の列車の窓に石が投げられ、女性の乗客が割れたガラスの破片で顔にけがを負った。
【写真】窓ガラスが割れて血だらけになった女性乗客
インドネシアの現地メディア「デティックニュース」が先ごろ報じた。それによると、事故は今月6日午後10時25分ごろ、インドネシアのジョクジャカルタからスラバヤに向かう列車で発生。インドネシアの国営鉄道会社KAIによると、この列車がクラテン駅とスロウォト駅の間を走行中、何者かが投げた石が列車の窓に当たってガラスが割れ、窓の近くに座っていた乗客2人がガラスの破片でけがをしたという。
被害を受けた乗客のウィドゥヤ・アングライニさんは自身のインスタグラムで「列車に乗って座っていたら突然窓ガラスが割れて顔が血だらけになった」「ガラスの破片が髪の毛と顔、服に飛び散った」とつづった。事故の状況が映った動画には、ウィドゥヤさんが座って本を読んでいたところ、突然横のガラスが割れてガラスの破片が四方に飛び散り、ウィドゥヤさんがあわてて顔を覆う様子が収められている。この動画はSNS(交流サイト)で急速に拡散された。
事故直後、KAIの職員らは負傷した乗客たちを列車の後方に移動させ、応急措置を施した。その後、負傷した乗客たちはソロ・バラパン駅で下車してすぐに治療を受けた。ウィドゥヤさんは「KAIの支援によりガラスの破片を除去し、病院に搬送されて診察を受けた」と話した。KAIは公式の声明で事故について謝罪した。KAIは「スラバヤ地域の医療機関で被害者が完全に回復するまで治療を支援する」として「石を投げた事件に関しては、脆弱(ぜいじゃく)な路線パトロールの強化、監視カメラの設置、警察・地域社会との協力を通じて再発防止に努めていく」とコメントした。さらに「関連の法律に従って加害者を追跡し、当局に引き渡す」とした。インドネシアの関連法によると、鉄道など公共交通機関に対して故意に危険を生じさせた場合、最大で15年の懲役刑に処せられる可能性がある。
イ・ヘジン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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