『金大中 亡命日記』初出版 1972年10月維新前後に米・日で記録した223ページ

2025/08/03 11:25

▲拉致事件から5日後の1973年8月13日、ソウル市内の自宅で電話をしている金大中/写真=朝鮮日報DB

「昨年、遺品整理中に手帳を見つけた」

「私はこの日記を断腸の思いで書く。それは、きょうでわが祖国の民主主義が形骸すら消えてしまったからだ」(維新宣布日の1972年10月17日付、金大中の日記)

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 金大中(キム・デジュン)元大統領=1924-2009=が書いた『金大中 亡命日記』(ハンギル社)が7月22日に出版された。これは、金・元大統領が1972年8月3..

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