「東郷平八郎が李舜臣を称賛」 全て作り話だった(上)

2025/08/14 11:35

1950年代に忠武公記念会が作った偽りの李舜臣神話

▲全羅南道珍島沖のウルドルモク(鳴梁)には、決戦を待つ忠武公李舜臣の銅像が立っている。/写真=朴鍾仁記者

 忠武公・李舜臣(イ・スンシン)が国にもたらした貢献は、韓国人なら誰であれ尊敬の念を抱かせる。尊敬と敬慕は神話を作る。神話の中には真実もあり、誇張もあり、偽りもある。不必要な操作と捏造(ねつぞう)でその品格を落としてしまうとしたら問題は大きい。その偽りの中で代表的な主張が、「日本の東郷平八郎が李舜臣をたたえた」という虚構だ。

【写真】いつ、どこで、東郷がそんなことを言ったの?  当時の記事で紐解かれ..

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