人体に入ると柔らかくなる注射針、韓国教授が開発 血管損傷や感染リスクを軽減

2025/09/10 11:45

KAISTのチョン・ジェウン教授、9月の「今月の科学技術人賞」受賞

▲イラスト=UTOIMAGE

 点滴などの輸液注射は、腕の静脈に投与する代表的な静脈注射だ。静脈に注射針を刺すたびに患者は痛みや血管損傷などのリスク、医療スタッフ側は針刺し事故のようなリスクにさらされる。

 人体に入ると針が柔らかくなるという静脈注射を開発し、これらの問題を解決したKAIST(韓国科学技術院)電気電子工学部のチョン・ジェウン教授が「今月の科学技術人賞」の9月の受賞者に選ばれた。

【写真】人体に入ると柔らかくなる注射..

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