▲写真=UTOIMAGE
フィンランドの女性国会議員が、過去に売春で金を稼いでいたと告白し、現地で物議を醸している。
【写真】アンナ・コントゥラ議員(48)
フィンランドの進歩政党「左翼同盟」所属のアンナ・コントゥラ議員(48)は今月6日、現地メディアとのインタビューで、経済的に苦しく16歳から売春を始めたと明かした。この内容は、近く出版されるコントゥラ議員の自叙伝にも盛り込まれる予定だ。
コントゥラ議員は「当時は何として..
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▲写真=UTOIMAGE
フィンランドの女性国会議員が、過去に売春で金を稼いでいたと告白し、現地で物議を醸している。
【写真】アンナ・コントゥラ議員(48)
フィンランドの進歩政党「左翼同盟」所属のアンナ・コントゥラ議員(48)は今月6日、現地メディアとのインタビューで、経済的に苦しく16歳から売春を始めたと明かした。この内容は、近く出版されるコントゥラ議員の自叙伝にも盛り込まれる予定だ。
コントゥラ議員は「当時は何としてでも生きたかった」「(売春を始めたのは)かなり合理的な選択だった」と述べた。
コントゥラ議員は当時「お金が必要な若い女性が冒険を求めている」という内容の新聞広告を出し、買春者を募るというやり方で売春を行っていた。
コントゥラ議員は、およそ2年にわたって売春を続けていたが、最初の夫に出会って売春をやめた。しかし、結婚生活が破綻して以降、再び売春に手を染め、政界に進出する前まで続けていた。
コントゥラ議員は、売春経験が政治活動にも役立っていると強調した。2011年に政界に進出したコントゥラ議員は、これまで性産業従事者の権利保護のために積極的に活動してきた。
コントゥラ議員はまた、性売買に関連するテーマで論文を執筆し、博士号も取得した。
コントゥラ議員は過去の売春を告白した理由について「性売買に関する社会的論争に肯定的な影響を与えるはずだ」と説明した。
フィンランドでは性売買が合法だ。コントゥラ議員が売春を始めた当時には、合意があれば未成年者との性売買も違法ではなかった。
ただし一部では、コントゥラ議員を批判する声も出ている。
ある法律心理学者は、売春を正常な職業として定義することに懸念を示し「(そのような行動が)社会をより自由で公正にするわけではない。国は売春をしなくても暮らせる環境を保障しなければならない」と指摘した。
キム・ミョンイル記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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