▲イラスト=UTOIMAGE
FCバルセロナでフォワードとしてプレーするハフィーニャ(本名:ハファエウ・ジアス・ベローリ)選手(28)が、フランスのディズニーランド・パリで2歳の息子が人種差別を受けたと主張した。
ハフィーニャ選手は今月6日(現地時間)、自身のインスタグラムのストーリー上に息子と共にディズニーランドを訪れた際の動画をアップした。動画には、息子ガエルくんが他の子どもたちと共にディズニーのキャラクターマスコットた..
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FCバルセロナでフォワードとしてプレーするハフィーニャ(本名:ハファエウ・ジアス・ベローリ)選手(28)が、フランスのディズニーランド・パリで2歳の息子が人種差別を受けたと主張した。
ハフィーニャ選手は今月6日(現地時間)、自身のインスタグラムのストーリー上に息子と共にディズニーランドを訪れた際の動画をアップした。動画には、息子ガエルくんが他の子どもたちと共にディズニーのキャラクターマスコットたちのハグを待つ様子が映っている。しかし、キャラクターマスコットが抱きしめるのは白人の子どもばかりで、ガエルくんはあからさまに無視されている。
【写真】ハフィーニャ選手の息子(2)があからさまに無視される様子
ハフィーニャ選手はガエル君を抱き上げてマスコットの目に入るようにしたが、着ぐるみを着たスタッフは最後まで反応しなかった。ハフィーニャ選手は「息子はただマスコットにハグしてほしかっただけなんだ」とつづり「特に子どもに対して、こんな対応をするなんてあり得ない」と怒りをぶちまけた。さらに「ディズニーランド・パリのスタッフは恥を知れ」と批判した。
ハフィーニャ選手はまた「あなたたちの役割は子どもたちを幸せにすることだ。無視することではない」「大変な状況だったのかもしれないということは理解するが、なぜ白人の子どもたちは全員抱きしめて、うちの息子だけ無視したのか」と指摘した。
動画が公開されると、SNS(交流サイト)では「子どもの幸せを踏みにじった衝撃的な場面だ」「多様性と包容を強調すべきテーマパークで起きたということが、さらに大きな問題だ」などの批判が殺到した。有名選手が指摘したおかげで人種差別問題への注目度が高まったとして、ハフィーニャ選手を支持するコメントも相次いだ。
この騒動の直後、ハフィーニャ選手の妻はSNSで「ディズニーランドが私たちの問題提起を真摯(しんし)に受け止め、対応してくれた」とつづった。その後、息子がミッキーマウスと別の場所で手を取り合って写真を撮る様子を公開した。
キム・ジョンヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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