マウンドでは6イニングを投げて10奪三振・無失点に抑えて勝利投手となり、打席ではホームランを3本打った。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、プロ野球というスポーツでは今後、二度と見られないであろう驚くべき場面をファンに披露した。
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「投打二刀流」の大谷は18日、ミルウォーキー・ブルワーズとのナショ..
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マウンドでは6イニングを投げて10奪三振・無失点に抑えて勝利投手となり、打席ではホームランを3本打った。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が、プロ野球というスポーツでは今後、二度と見られないであろう驚くべき場面をファンに披露した。
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「投打二刀流」の大谷は18日、ミルウォーキー・ブルワーズとのナショナルリーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発投手兼1番打者として出場し、歴史的な記録を打ち立てた。投手・大谷は6イニング無失点(2被安打3四球)と力投して勝利投手になった。最高球速が時速100.3マイル(161.4キロメートル)という剛速球などを投げ、三振を10個奪った。打者としては3打数3本塁打(3打点、3得点、1四球)と活躍した。
5-1で勝ったドジャースは、7試合のうち4試合を先勝してリーグ優勝決定シリーズを終え、2年連続でワールドシリーズに進出した。アメリカンリーグではシアトル・マリナーズ(3勝2敗)とトロント・ブルージェイズが20日に第6戦を行う。シリーズMVP(最優秀選手)に選ばれた大谷は「最高の気分で、声援が力になった。本当にみんなを代表してこれをもらっていると思っている。あと(ワールドシリーズ優勝まで)4つ全力で勝ちにいきたい」と語った。
MLBドットコムをはじめとする現地メディアは、大谷が「野球史上最高のパフォーマンス」を繰り広げたと熱狂した。大谷は1回表に投手として失点なく投球を終えた直後の1回裏、先頭打者として打席に立ち、ホーム球場・ドジャースタジアムのライトフェンスを越えるホームランを放った。公式戦・ポストシーズンを通して先発投手が打席で先頭打者ホームランを打つという初の記録を作った。
大谷は4回には二死・走者なしの状況でまたホームランを打った。右中間側観客席の上段に突き刺さったこのホームランの飛距離は143メートルだった。米大リーグに打球測定システムが導入された2015年以降のポストシーズンで最長の本塁打だった。大谷はこの1発でポストシーズンにおいてマルチホームランを打った最初の投手になった。さらに、4回目の打席に入った7回にはセンター越え本塁打を放った。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「ポストシーズン史上最も偉大な試合だ」と大谷に賛辞を送った。
成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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