▲写真=UTOIMAGE
中国・杭州から出発して韓国・仁川に向かっていた中国国際航空(エアチャイナ)の旅客機が、機内の手荷物から発生した火災により上海に緊急着陸した。けが人などはいないとのことだ。
中国メディアは「現地時間18日午前9時47分に杭州蕭山国際空港を離陸したCA139便(エアバスA321)が、午前11時5分ごろ上海浦東国際空港に緊急着陸した」と報道した。同機は火災の鎮圧と点検を終えた後、午後3時3分に上海を出..
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▲写真=UTOIMAGE
中国・杭州から出発して韓国・仁川に向かっていた中国国際航空(エアチャイナ)の旅客機が、機内の手荷物から発生した火災により上海に緊急着陸した。けが人などはいないとのことだ。
中国メディアは「現地時間18日午前9時47分に杭州蕭山国際空港を離陸したCA139便(エアバスA321)が、午前11時5分ごろ上海浦東国際空港に緊急着陸した」と報道した。同機は火災の鎮圧と点検を終えた後、午後3時3分に上海を出発し、午後5時34分に仁川国際空港に到着した。
【写真】機内で手荷物から炎が上がる様子
交流サイト(SNS)などに掲載された動画を見ると、手荷物を入れる棚から炎が上がり、乗客が悲鳴を上げる中、乗務員が消火器を使って消火に当たる様子が写っている。同機に乗っていたという人物はインターネット上で「『ボン』という爆発音と共に火が広がった」と当時の状況を伝えた。
中国国際航空はSNS公式アカウントで「ある乗客が機内に持ち込んだ手荷物の中のリチウム電池が発火したことが確認された。乗務員たちが直ちに消火に当たり、負傷者はいなかった。航空機の安全を最優先して判断し、上海浦東空港に着陸した。点検後に運航を再開した」と説明した。
聯合ニュースによると、同機の離陸後、ある韓国人乗客が機内に持ち込んだモバイルバッテリーから火が出たという。火災が起きたモバイルバッテリーを所持していた韓国人乗客は緊急着陸後すぐに中国当局の事情聴取を受け、19日に帰国する予定だとのことだ。
ホン・アルム記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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