【TV朝鮮】(アンカー)
中国が西海の構造物に関連して韓国側を脅すレベルが、限界を超えたという指摘です。先月、韓国の調査船を中国海警が阻止し、「なぜ来たのか」と尋ねながら接近していた事実が、後になって判明しました。西海侵奪と見なすほかありませんが、イ・テヒョン記者の独自取材です。
【写真】TV朝鮮の取材クルーを阻止する韓国海警
(記者リポート)
西海暫定措置水域に中国が設置した鉄骨構造物です。
中..
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【TV朝鮮】(アンカー)
中国が西海の構造物に関連して韓国側を脅すレベルが、限界を超えたという指摘です。先月、韓国の調査船を中国海警が阻止し、「なぜ来たのか」と尋ねながら接近していた事実が、後になって判明しました。西海侵奪と見なすほかありませんが、イ・テヒョン記者の独自取材です。
【写真】TV朝鮮の取材クルーを阻止する韓国海警
(記者リポート)
西海暫定措置水域に中国が設置した鉄骨構造物です。
中国は「サケの養殖場」だと主張していますが、実際にはダイバーなどが活動している様子が、今回の国政監査でも公開されました。
(深藍1号の関係者〈中国CCTVの報道〉)
「この施設物は養殖場です。2017年から現在まで運営し続けてきました」
ところが、韓国の海洋調査船「オンヌリ号」が9月24日に西海構造物近くで中国海警と対峙(たいじ)していた事実が、後になって判明しました。
当時、中国側の海警船2隻がオンヌリ号に8キロまで接近してきて、無線を通して「何の用事で来たのか。どういう調査をしたのか」と追及したことが把握されました。
(オンヌリ号関係者)
「どういう調査をしているのかくらいの問い合わせをするんです。普通、私どもは対応していません」
その後、韓国海警1隻が支援しましたが、中国海警はオンヌリ号が水域から離れるまで15時間、監視していました。
今年5月には、西海構造物を取材しようとしていたTV朝鮮の取材陣を韓国海警が止めましたが、その際の理由は「中国側が軍事訓練をするとして航行禁止を通知したから」でした。
(海警関係者)
「航行に支障があって危険や、何かあることになれば、中国海洋局から通知が来ます。操業を控えるとか」
外交部(省に相当)は、オンヌリ号の件に関連して「中国側の直接的妨害はなく、韓国の調査船も調査活動を正常に完了した」とだけ明かしました。TV朝鮮、イ・テヒョンがお伝えしました。
(2025年10月28日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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