【TV朝鮮】(アンカー)
金竜顕(キム・ヨンヒョン)元国防部(省に相当)長官の弁護人が法廷で騒ぎを起こして拘禁決定を受けたものの、即日釈放された事件で、裁判部が「あらためて拘禁する」と表明しました。こうした中、呂寅兄(ヨ・インヒョン)元防諜(ぼうちょう)司令官は、戒厳を止めようと尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の前で膝を突いた、と主張しました。リュ・テヨン記者のリポートです。
【写真】監置した弁..
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【TV朝鮮】(アンカー)
金竜顕(キム・ヨンヒョン)元国防部(省に相当)長官の弁護人が法廷で騒ぎを起こして拘禁決定を受けたものの、即日釈放された事件で、裁判部が「あらためて拘禁する」と表明しました。こうした中、呂寅兄(ヨ・インヒョン)元防諜(ぼうちょう)司令官は、戒厳を止めようと尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領の前で膝を突いた、と主張しました。リュ・テヨン記者のリポートです。
【写真】監置した弁護人に告訴された李珍官・裁判長
(記者リポート)
韓悳洙(ハン・ドクス)元首相の内乱事件裁判部が、金竜顕・元長官の弁護人イ・ハサン、クォン・ウヒョン両氏を監置することにしました。
監置とは、法廷騒乱を起こした人間を拘禁することを指します。
裁判所は今月19日の裁判当時、法廷騒乱を理由に監置15日を言い渡しましたが、二人は人的事項を答えず、拘置所への収監は不発に終わりました。
(李珍官〈イ・ジングァン〉/ソウル中央地裁刑事33部裁判部)
「クォン某という者は裁判部に向けて『やってみようというのか』『公捜処で会いましょう』、このように陳述をしました」
金・元長官の弁護人は「法廷秩序を紊乱(びんらん)した事実はないという点から、違法な監置権行使」だとして、裁判長である李珍官部長判事を高位公職者犯罪捜査処(公捜処)に告訴しました。
一方、尹錫悦・前大統領の内乱裁判には呂寅兄・元防諜司令官が証人として現れました。
呂・元司令官は「昨年5月か6月ごろのセーフハウス(大統領の秘密施設)会合で尹・前大統領が非常戒厳に言及したので、軍は戒厳の訓練ができておらず不可能だと言った」と述べ、当時膝を突いた理由も説明しました。
(呂寅兄/元防諜司令官)
「それで、私がなぜ膝を突いたか? 私は一介の司令官でしかないのに、大統領の前で無礼な発言をしたなと…」
呂・元司令官は、このほか特別検察官の質問の大部分について、自らの裁判を理由に証言を拒否しました。TV朝鮮、リュ・テヨンがお伝えしました。
(2025年11月24日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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