▲イラスト=UTOIMAGE
国際的な美人コンテストの「ミス・ユニバース」に出場したミス・パレスチナがテロリスト指導者の嫁だと報道された。パレスチナ人女性がミス・ユニバースに参加したのは今回が初めてだ。イスラエルのメディア「エルサレム・ポスト」が23日に報道した。
【写真】「ミス・パレスチナ」ナディーン・アユーブさん(27)
報道によると、タイ・バンコクで今月開催されたミス・ユニバース2025大会にミス・パレスチナとして参加し..
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国際的な美人コンテストの「ミス・ユニバース」に出場したミス・パレスチナがテロリスト指導者の嫁だと報道された。パレスチナ人女性がミス・ユニバースに参加したのは今回が初めてだ。イスラエルのメディア「エルサレム・ポスト」が23日に報道した。
【写真】「ミス・パレスチナ」ナディーン・アユーブさん(27)
報道によると、タイ・バンコクで今月開催されたミス・ユニバース2025大会にミス・パレスチナとして参加したナディーン・アユーブさん(27)の義父がマルワン・バルグーティ(66)であることが分かったという。
同メディアは、アユーブさんの夫はシャラフ・バルグーティで、マルワン・バルグーティの息子だとした上で、「アユーブさんはテロリスト指導者の息子と結婚した」と報じた。
同メディアが分析した結果、アユーブさんは2016年に夫と結婚したものと見られるとのことだ。アユーブさんは交流サイト(SNS)で以前、夫の苗字「バルグーティ」と呼ばれ、マルワン・バルグーティの妻が彼らの結婚を祝うメッセージを残していたことなどを根拠として示している。
マルワン・バルグーティは2000年の第2次インティファーダ(パレスチナ武装蜂起)を主導し、イスラエル人5人を殺害したとして起訴された。2002年に終身刑を言い渡され、現在まで服役中だ。イスラム組織ハマスはイスラエルとの休戦交渉の過程でバルグーティの釈放を要求したが、拒否されている。
今月初めのミス・ユニバースのイベントでは、ミス・イスラエルのメラニー・シラーズさんがミス・パレスチナのアユーブさんを横目でにらむような様子がカメラに捉えられ、話題になった。
2人は以前、SNSを通じて神経戦を繰り広げたこともある。アユーブさんは昨年10月、ガザ地区で犠牲になった子どもたちに言及し、「この子どもたちの罪はパレスチナで生まれたことだけ」と投稿した。
しかし、この投稿にはハマスによって拉致・殺害されたイスラエルの幼い兄弟たちの写真が含まれていたため物議を醸した。シラーズさんは「その子どもたちはイスラエルで生まれ、イスラエル人だという理由で殺害された。アイデンティティーをパレスチナに変えるのは歪曲(わいきょく)だ」と投稿した。
キム・ミョンイル記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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