「予約ほぼ無理」 不正乗車1日平均1460件の韓国高速鉄道に乗ってみた

2025/12/07 09:00

▲11月20日午後6時24分、ソウルの水西駅を出発し、釜山駅まで向かうSRTで乗務員(中央)が乗客の乗車券を確認している。

 11月14日午後6時24分、水西発釜山行きSRT359号。乗務員が通路に立っていた10人の乗客の乗車券を確認し始めると、まずは30代の男性が近づいてきて「東大邱まで行くのに、切符が手に入らなくて」と言ってきた。当時、車内は車両間通路まで乗客でごった返していた。乗務員がもともとの乗車券の2倍に相当する7万3600ウォン(約7800円、運賃+追加金)を受け取って立席券を発券すると、隣にいた乗客たちも..

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