韓国与党・共に民主党の張京泰(チャン・ギョンテ)議員は11月30日、自身に対するセクハラ(性的嫌がらせ)疑惑をあらためて否定した上で、告訴人を虚偽告訴罪で告訴すると明らかにした。
張京泰議員は同日、国会で行われた記者会見で、「セクハラはなかった。(事件が発生してから)1年も過ぎた今になって告訴状が提出された。告訴人を虚偽告訴罪で告訴し、その意図と動機を明らかにする」と述べた。
【写真】周囲の制止を..
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韓国与党・共に民主党の張京泰(チャン・ギョンテ)議員は11月30日、自身に対するセクハラ(性的嫌がらせ)疑惑をあらためて否定した上で、告訴人を虚偽告訴罪で告訴すると明らかにした。
張京泰議員は同日、国会で行われた記者会見で、「セクハラはなかった。(事件が発生してから)1年も過ぎた今になって告訴状が提出された。告訴人を虚偽告訴罪で告訴し、その意図と動機を明らかにする」と述べた。
【写真】周囲の制止を振り切りセクハラ→被害女性の彼氏登場で修羅場
そして、「事件の本質は告訴人の交際相手A氏による『デートDV(恋人間のドメスティックバイオレンス)』だ」と主張した。
張京泰議員は「(事件があった時、夕食会に)突然一人の男性が現れ、大声を出して暴力を振るい始めた。(私は)慌ててその場を離れた。その後、誰かが男性の暴力行為を阻むために警察に通報した」と説明した。
さらに、「当時の警察出動がセクハラに関することだったなら、私はいや応なしに取り調べを受けたはずではないだろうか。しかし、全くそのような事実はなかった」と言った。
張京泰議員は「告訴人は(事件発生)翌日、交際相手の監禁・暴行のために出勤もできなかった。同僚たちは告訴人をデートDV被害者だとして心配したそうだ。こうした状況はセクハラとは関係がない」と強調した。
張京泰議員は事件があった日、A氏は同議員に対して暴力を、告訴人に対してはデートDVをそれぞれ行使したとして、「国民の力所属のソウル市東大門区長補佐職員である告訴人の交際相手を告訴・告発する」と述べた。
また、「なぜ事件発生時にA氏を暴力行為で告訴しなかったのか」という報道陣の質問に対しては、「ひどい目に遭ったと考え、その場を避けなければならないと思った。公人として暴力行為で告訴することを非常に慎重に考えた」と答えた。
警察は11月25日、張京泰議員からセクハラ行為を受けたとするある女性の告訴状を受けて捜査に着手した。これに対して張京泰議員は、「虚偽告訴と中傷に対して、法的措置を含めて強力に対応する」と述べ、疑惑を全面的に否定している。
リュ・ビョンス記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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