▲イラスト=UTOIMAGE
【NEWSIS】米国で前科者の夫が妊娠中の妻を銃で撃ち、胎児の腹部にも銃弾が突き刺さっていたが、妻も胎児も一命を取り留めていたことが分かった。米メディア「Fox 13」などの外信各社が11月29日(現地時間)に報道した。
【写真】妊娠中の妻を銃で撃ったエリック・パターソン被告
報道によると、11月22日午前5時20分ごろ、フロリダ州ブランドンにある病院の救急室に、腹部に銃傷を負った妊娠8カ月の女性..
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【NEWSIS】米国で前科者の夫が妊娠中の妻を銃で撃ち、胎児の腹部にも銃弾が突き刺さっていたが、妻も胎児も一命を取り留めていたことが分かった。米メディア「Fox 13」などの外信各社が11月29日(現地時間)に報道した。
【写真】妊娠中の妻を銃で撃ったエリック・パターソン被告
報道によると、11月22日午前5時20分ごろ、フロリダ州ブランドンにある病院の救急室に、腹部に銃傷を負った妊娠8カ月の女性が運ばれてきたという。
この女性を病院に運び込んだ男は、女性を引き渡した直後に逃走したとのことだ。
医師らは胎児を女性の子宮から取り出し、手術で胎児のおなかに突き刺さっていた銃弾を取り除いた。母子共に一命を取り留めたとのことだ。
同州ヒルズボロ郡保安官室は「悲劇的な惨事で終わる可能性もあったが、生きる力と回復力により奇跡のような実話になった」と語った。
同保安官室は、妻を銃で撃った人物をエリック・パターソン被告(44)だと特定し、11月25日に逮捕した。パターソン被告は前科15犯だという。
裁判所の文書によると、パターソン被告はベッドで寝ていた妻を銃撃したとのことだ。
この夫婦の9歳になる娘が警察にした話では、大きな音を聞いて目を覚ますと、母親がおなかを押さえて泣いており、パターソン被告が妻(女児の母親)に「ごめん、事故だった」と言っていたとのことだ。パターソン被告と妻には4人の子どもがいる。
当局は、パターソン被告を妊婦に対する致命的な武器使用傷害加重処罰(妊婦特殊傷害)、証拠隠滅、児童放置、重犯罪者の銃器不法所持など複数の罪で起訴した。
チェ・ヒョンホ記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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