▲イラスト=UTOIMAGE
韓国で昨年、一人暮らしの世帯(単身世帯)が全世帯の36%を突破したことが分かった。
11月30日に韓国保健福祉部(省に相当)が公表した「統計で見る社会保障」によると、昨年の韓国の単身世帯は804万5000世帯で、全世帯の36.1%だった。単身世帯の割合は2010年には23.9%(414万2000世帯)だったが、それから15年で12.2ポイント上昇したのだ。
【グラフィック】男女別・年齢層別にみる韓..
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韓国で昨年、一人暮らしの世帯(単身世帯)が全世帯の36%を突破したことが分かった。
11月30日に韓国保健福祉部(省に相当)が公表した「統計で見る社会保障」によると、昨年の韓国の単身世帯は804万5000世帯で、全世帯の36.1%だった。単身世帯の割合は2010年には23.9%(414万2000世帯)だったが、それから15年で12.2ポイント上昇したのだ。
【グラフィック】男女別・年齢層別にみる韓国の単身世帯の割合
韓国政府は、今の傾向が続けば単身世帯は27年には855万3000世帯、32年には926万6000世帯、37年には971万4000世帯まで増えるとの見通しを示した。42年の994万世帯をピークに、その後は人口減少の影響で徐々に減っていくとみている。
単身世帯を年齢層別に見ると、男性は30代(87万8000世帯)、20代以下(71万6000世帯)、50代(71万3000世帯)の順に多かった。一方、女性の場合は60代(75万世帯)が最も多く、次いで20代以下(71万4000世帯)、70代(62万9000世帯)の順だった。
市・道別に見ると、ソウルが39.9%で最も多かった。次いで大田市(39.8%)、江原道(39.4%)、忠清北道(39.1%)の順だった。単身世帯の割合が低かったのは蔚山市(31.6%)、京畿道(31.7%)、仁川市(32.5%)だった。
一方、昨年65歳以上の高齢者人口は1012万人で、関連統計開始以来初めて1000万人を突破した。高齢者が全人口に占める割合も20.1%となり、「超高齢社会」に突入した。国連は、65歳以上の人口の割合が全人口の20%超となった社会を「超高齢社会」と定義している(原文ママ)。一方、韓国全土の保育園の数は2013年の4万3770カ所から昨年は2万7387カ所へと急減した。
オ・ギョンムク記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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