【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所は18日、全国警察組織トップの趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長の罷免の是非を判断する弾劾審判の宣告を行い、裁判官全員一致で弾劾訴追を認める決定を言い渡した。罷免の効力は直ちに発生し、趙氏は失職した。
趙氏は昨年12月3日に尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が「非常戒厳」を宣言した際、国会議員の国会への出入りを妨害し、中央選挙管理委員会と選挙研修院に警察を配置したと..
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【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所は18日、全国警察組織トップの趙志浩(チョ・ジホ)警察庁長の罷免の是非を判断する弾劾審判の宣告を行い、裁判官全員一致で弾劾訴追を認める決定を言い渡した。罷免の効力は直ちに発生し、趙氏は失職した。
趙氏は昨年12月3日に尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が「非常戒厳」を宣言した際、国会議員の国会への出入りを妨害し、中央選挙管理委員会と選挙研修院に警察を配置したとして同年12月12日に国会で弾劾訴追案が可決された。また、今年1月には非常戒厳に関与したとして内乱重要任務従事の罪で起訴された。
憲法裁は「国会議員の国会への出入りを統制した被請求人(趙氏)の行為は、大統領の違憲・違法な指示を実行するためのもので、代議制民主主義と権力分立の原則に違反し、国会議員の審議・表決権など憲法上の権限を侵害した」と説明した。
また、中央選挙管理委員会や選挙研修院に警察を配置したことについても、選管委の職務遂行と権限行使を妨害し、選管委の独立性を侵害したと判断した。
聯合ニュース
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