【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は18日、大統領への業務報告で、先の韓米首脳会談で米側が承認した原子力潜水艦建造の推進計画を報告し、燃料として使われる濃縮ウランなどの確保に向けた米国との交渉を2年以内に完了するとの目標を示した。
濃縮ウランを確保するためには、原子力の平和的な利用に限定している現行の韓米原子力協定とは別途の協定を結ぶ必要があるとみられている。
国防部は来年中に原子力潜水艦に関する韓..
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【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は18日、大統領への業務報告で、先の韓米首脳会談で米側が承認した原子力潜水艦建造の推進計画を報告し、燃料として使われる濃縮ウランなどの確保に向けた米国との交渉を2年以内に完了するとの目標を示した。
濃縮ウランを確保するためには、原子力の平和的な利用に限定している現行の韓米原子力協定とは別途の協定を結ぶ必要があるとみられている。
国防部は来年中に原子力潜水艦に関する韓国の原則や建造計画、核不拡散に対する立場などを盛り込んだ基本計画を策定すると報告した。国家戦略事業として推進するため、全政府的な事業団も発足させる計画だ。
米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国への移管に関しては、先月の韓米定例安保協議(SCM)での合意に基づき、韓米連合軍司令部に代わる新たな軍司令部となる未来連合軍司令部の完全運用能力(FOC)検証を来年11月に開かれる次回のSCMで完了するとの目標を示した。
有事作戦統制権の移管には初期作戦運用能力(IOC)、完全運用能力(FOC)、完全任務遂行能力(FMC)の3段階の検証を経る必要があり、現在は第2段階のFOC検証が進められている。FOCの検証が来年中に終われば、最終段階のFMCに移行できる。
聯合ニュース
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