▲先月18日に韓国-ガーナ戦が行われたソウル・ワールドカップ競技場。観客席は閑散としていた。/NEWSIS
けがによる長期離脱を経てサッカー男子韓国代表に復帰したFW曹圭成(チョ・ギュソン、27)=FCミッティラン=が、2026年北中米ワールドカップ(W杯)を前に最近韓国で国際Aマッチの観客が減っていることに言及し、韓国代表選手として奮起する決意を示した。
【写真】ボリビア戦でゴールを決めて雄たけびを上げる曹圭成
曹圭成は16日に公開されたユーチューブチャンネル「スタム」で「先月、韓国に久しぶりに帰って..
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▲先月18日に韓国-ガーナ戦が行われたソウル・ワールドカップ競技場。観客席は閑散としていた。/NEWSIS
けがによる長期離脱を経てサッカー男子韓国代表に復帰したFW曹圭成(チョ・ギュソン、27)=FCミッティラン=が、2026年北中米ワールドカップ(W杯)を前に最近韓国で国際Aマッチの観客が減っていることに言及し、韓国代表選手として奮起する決意を示した。
【写真】ボリビア戦でゴールを決めて雄たけびを上げる曹圭成
曹圭成は16日に公開されたユーチューブチャンネル「スタム」で「先月、韓国に久しぶりに帰ってきたが、驚いたことがある」として「最後に韓国に来たときはソウルや大田で試合をしたが、どこでやってもスタジアムがここまでガラガラだった記憶はない」と嘆いた。
さらに「以前はソウルで試合をすれば、常に6万5000人以上の観衆でぎっしり埋まっていたが、今回は3万人ほどだったと聞いて(韓国サッカーの)人気が確実に冷めているのだと思って、ちょっと驚いた」「とにかく(選手である)自分たちが頑張らなければならない」と話した。
実際に、洪明甫(ホン・ミョンボ)監督率いる韓国代表の試合は最近、軒並み観客数が低迷している。
今年最後の国際Aマッチとして先月18日に行われたガーナ戦では、ソウル・ワールドカップ競技場の観客数は3万3256人で、収容人数(6万6000人)の半分程度にとどまった。中継画面にもガラガラの観客席がそのまま映し出された。10月14日のパラグアイ戦は観客が2万2206人にとどまり、2010年以降の観客数としては最少となった。
晩秋で寒さが厳しかったからだという意見も出たが、消極的な試合運びや洪監督の選任を巡る公正性の問題など、大韓サッカー協会に対するファンの不満が複合的に作用した結果だとの分析も示されている。
曹圭成は2023-24シーズンの終了後に、不調だった膝の手術を受けた後、合併症に悩まされて1シーズンを棒に振り、1年以上リハビリに専念していた。
8月には所属チームに復帰して調子を上げ、先月には韓国代表に招集された。先月14日に大田ワールドカップ競技場で行われたボリビア戦では1年8カ月ぶりとなる国際Aマッチ出場を果たし、復活ゴールを決めた。このとき曹圭成は「執念で決めたゴール。(けがをして以降)精神的にいっそう強くなった」と明かした。
今回のワールドカップに向けた意気込みを聞かれると、曹圭成は「第1の目標はワールドカップに行くこと。行ったとしても、試合に出られることが当然だとは思っていないので、試合に出るのが目標。試合に出られるか出られないか分からない状況なので」と話した。
キム・ジャア記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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