【ソウル聯合ニュース】韓国前大統領の尹錫悦(ユン・ソクヨル)被告(内乱首謀罪などで公判中)の妻、金建希(キム・ゴンヒ)被告(あっせん収賄罪などで公判中)を巡る不正疑惑を捜査する特別検察官チームは24日、政治ブローカーのミョン・テギュン氏から2億7000万ウォン(約2900万円)相当の世論調査の結果を無償で受け取ったとして、尹被告を政治資金法違反の罪で追起訴した。ミョン氏については在宅起訴した。
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【ソウル聯合ニュース】韓国前大統領の尹錫悦(ユン・ソクヨル)被告(内乱首謀罪などで公判中)の妻、金建希(キム・ゴンヒ)被告(あっせん収賄罪などで公判中)を巡る不正疑惑を捜査する特別検察官チームは24日、政治ブローカーのミョン・テギュン氏から2億7000万ウォン(約2900万円)相当の世論調査の結果を無償で受け取ったとして、尹被告を政治資金法違反の罪で追起訴した。ミョン氏については在宅起訴した。
尹被告が昨年12月の「非常戒厳」宣言以降、起訴されたのは今回が7回目。
特別検察官側は尹被告が金被告と共謀して2021年6月から22年3月にかけ、ミョン氏から58回にわたり世論調査の結果を受け取ったとしている。
また2022年6月の国会議員補欠選挙で、当時与党だった「国民の力」から出馬して当選した金映宣(キム・ヨンソン)氏が党の公認を受けたのは、尹被告と金被告が世論調査の対価として公認候補選びに介入したためと見ている。
さらに尹被告には不当に得た利益の半額相当となる1億3720万ウォンの追徴保全が請求された。
残りの半分は金被告に請求されている。金被告は8月29日に起訴された。来月28日に一審の判決公判が開かれる。
特別検察官側は尹被告と金被告のそのほかの容疑についても捜査を続けており、容疑が固まれば追起訴する方針だ。
聯合ニュース
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