【世宗聯合ニュース】韓国の国家データ処が31日発表した消費者物価動向によると、12月の消費者物価指数は前年同月比2.3%上昇した。上昇率は前月の2.4%より0.1ポイント下落したが、4カ月連続で2%台を記録した。
消費者物価の上昇率は6~7月に2%台を記録し、8月には1.7%に下がったが、9月に2.1%上昇し、10月には2.4%まで上がった。
12月は農畜水産物の物価が4.1%上昇し、物価全体を0..
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【世宗聯合ニュース】韓国の国家データ処が31日発表した消費者物価動向によると、12月の消費者物価指数は前年同月比2.3%上昇した。上昇率は前月の2.4%より0.1ポイント下落したが、4カ月連続で2%台を記録した。
消費者物価の上昇率は6~7月に2%台を記録し、8月には1.7%に下がったが、9月に2.1%上昇し、10月には2.4%まで上がった。
12月は農畜水産物の物価が4.1%上昇し、物価全体を0.32ポイント押し上げた。
また石油類の価格が6.1%上がり、物価の上昇をけん引。上昇幅は今年2月(6.3%)以来の高水準となった。
なかでも軽油(10.8%)とガソリン(5.7%)の価格上昇が目立った。ウォン安・ドル高の影響と分析される。
購入頻度が高く、支出の割合が大きい品目を中心に構成される生活物価指数は2.8%上昇した。
気象条件による価格変動が大きい魚、野菜、果物などの生鮮食品指数は1.8%上昇。農産物と石油類を除いたコア物価は2.3%上がった。
経済協力開発機構(OECD)が各国の比較に用いるコア指数(食品とエネルギーを除く)は2.0%上昇した。
今年の年間消費者物価は前年比2.1%上昇した。上昇率は2020年(0.5%)以来5年ぶりの低水準となったが、政府の物価安定目標値(2.0%)を小幅に上回った。
年間の消費者物価上昇率は19~20年の0%台から21年に2.5%、22年に5.1%、23年に3.6%を記録し、24年には2.3%に下がった。
聯合ニュース
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