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今や世界中を席巻する韓国映画とK-POP産業が、肝心の韓国では構造的な危機に直面している-と海外メディアが分析した。
【写真】K-POPスターをまねてレインボーヘアにした中国20代女性が重度の腎臓疾患に
英紙ガーディアンは12月28日「ほぼ崩壊寸前:韓国映画界の危機の裏事情、K-POPも例外ではない理由」と題する記事で「両産業とも世界を支配しているが、今や韓国国内では根本的な変化と不確実性に直面し..
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今や世界中を席巻する韓国映画とK-POP産業が、肝心の韓国では構造的な危機に直面している-と海外メディアが分析した。
【写真】K-POPスターをまねてレインボーヘアにした中国20代女性が重度の腎臓疾患に
英紙ガーディアンは12月28日「ほぼ崩壊寸前:韓国映画界の危機の裏事情、K-POPも例外ではない理由」と題する記事で「両産業とも世界を支配しているが、今や韓国国内では根本的な変化と不確実性に直面している」と指摘した。
同紙は「韓国のエンターテインメント産業の支配力は強固で揺るぎないように見える」として「BTSが世界のチャートを席巻し、映画『パラサイト 半地下の家族』が2020年のアカデミー賞授賞式で旋風を巻き起こし、韓国ドラマがネットフリックスの最高人気作になるなど、韓国の大衆文化はこれまでにないほど注目を集めている」とつづった。
しかし「肝心の韓国内部では、韓流ブーム拡大の火付け役となった映画とK-POPという二つの産業が根本的な変化に直面している」として「生き残りをかけて選んだ戦略がむしろ、成功の土台となった創造的な基盤を壊す可能性も取りざたされている」と指摘した。
同紙は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)を機に映画館の観客動員数と興行収入が急減したこと、制作・配給される韓国映画の本数が減少していることに言及し「映画部門の低迷が最も深刻だ」と指摘した。
これに関連し、漢陽大映画学科のジェイソン・ベチャーベイス教授は「短期的な低迷ではなく、構造的な弱体化」との見方を示した。同教授は「一時期は、新人監督らが成長できる作品やベテラン監督らの実験的な作品を、低・中程度の予算で作っていたが、数年間にわたる収益減少とコストの上昇によって、そのような映画の制作が減少した」として「今や多くの人材が、投資が安定していて制作スケジュールが見通せる動画配信プラットフォームに移っている」と説明した。
劇場公開された映画が動画配信サービスに移るまでの期間が短くなったことも影響を及ぼしている。ガーディアンは「観客がわざわざチケットを買う理由がなくなってきた」として「映画館は、IMAX(アイマックス)やドルビーといった高級シアターに大々的に投資しているが、韓国映画の供給が安定しなければ、こうしたアップグレードだけでは持続的な回復は見込めない」と指摘した。
危機に直面しているのはK-POPも例外ではない。ガーディアンは「長期間にわたって韓国の最も強力な文化輸出品の一つと考えられてきたK-POPも、同様に不確実な時期に入っている」と分析した。CDなど実物アルバムの販売枚数は2024年に19.5%減少し、10年間で初めて減少に転じた。この状況を受けて各芸能事務所は世界ツアーに舵を切り、新たな収益モデルを探り始めている。
アリゾナ州立大韓国学科のチョン・アルム教授は「K-POPの芸能事務所は中核となるファンダム(熱狂的なファン層)にターゲットを絞り始めた。そのため、大衆に広く支持されることをある程度諦めた」と指摘した。その上で「このような偏狭な視点が、アイドルのオーディション、レッスン、マーケティング方式に影響を与えた」「しかし、こういったアプローチの仕方が、BTSやBLACKPINKのようにK-POPの黄金期を支えた『画期的なグローバル現象』を再び生み出せるかどうかは疑問」と指摘した。
ガーディアンは「主要な芸能事務所各社はグローバル市場を狙って事業を拡大しているが、それが逆にK-POP固有のアイデンティティーを毀損(きそん)するというリスクもある」とつづった。チョン教授は「韓国のエンターテインメント産業は今後も収益を生み出すと考えられるが、金銭的な成功だけでは創造的な革新を保障することはできない」として「『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』のように世界中の人々の心をつかむ作品を再び生み出すのは難しいだろう」と指摘した。
キム・ガヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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