▲ソウル汝矣島の国会で開かれた本会議で政治・外交・統一・安全保障に関する質問に答弁する金民錫(キム・ミンソク)首相。9日撮影。/ナム・ガンホ記者
韓国国会では9日に政治・外交・統一・安全保障に関する質疑が行われ、その場で金民錫(キム・ミンソク)首相と脱北者で野党・国民の力所属の朴沖綣(パク・チュングォン)議員が戦時作戦統制権移管、韓国軍の綱紀の緩みなどの問題を巡り激しい論戦を交わした。朴沖綣議員は金民錫首相に対し「古だぬきのようにやり過ごそうとしている」と指摘し、金民錫首相は「人格を冒とくする発言だ」と抗議した。
朴沖綣議員は同日ソウル汝..
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▲ソウル汝矣島の国会で開かれた本会議で政治・外交・統一・安全保障に関する質問に答弁する金民錫(キム・ミンソク)首相。9日撮影。/ナム・ガンホ記者
韓国国会では9日に政治・外交・統一・安全保障に関する質疑が行われ、その場で金民錫(キム・ミンソク)首相と脱北者で野党・国民の力所属の朴沖綣(パク・チュングォン)議員が戦時作戦統制権移管、韓国軍の綱紀の緩みなどの問題を巡り激しい論戦を交わした。朴沖綣議員は金民錫首相に対し「古だぬきのようにやり過ごそうとしている」と指摘し、金民錫首相は「人格を冒とくする発言だ」と抗議した。
朴沖綣議員は同日ソウル汝矣島の国会で行われた政府に対する質疑で金民錫首相に対し「原子力潜水艦事業はすでに座礁する危機ではないのか」と問いただした。これに対して金民錫首相は「今始まろうとしたばかりだ。どこが座礁の危機なのか」と反論した。朴沖綣議員は「昨年末に北朝鮮が公開した新型の原子力潜水艦を見たか。韓国にとってどれほどの脅威になると考えるか」と質問した。これに金民錫首相は「北朝鮮の核全体がすでに脅威だ」と答弁した。
すると朴沖綣議員は「このように古だぬきのようにやり過ごそうとせず、これがどれほど危険な武器か分かっているのか」と改めて問いただした。金民錫首相は「古だぬきという言葉は取り下げてほしい。そんな個人攻撃のような言葉を使うのは不適切ではないか」と抗議した。朴沖綣議員は「取り下げればちゃんと答弁するのか」と確認すると金民錫首相は「私は答弁をしている。取り下げるべきだ」と改めて指摘した。
与党・共に民主党の議員たちからは「礼儀を守れ」とやじが飛び、国民の力議員らは「答弁に自信がないのか」とやり返した。
朴沖綣議員は「北朝鮮の原子力潜水艦がどれほどのレベルか把握しているのか」などと質問したが、金民錫首相は「ご存じのようなので話してくれれば答弁する」と述べた。朴沖綣議員が同じ質問を繰り返したところ、金民錫首相は「私には正確な情報はない。(朴沖綣議員の方が)正確な情報をお持ちでないのか」と反論し「文脈に合わない質問ばかりだ」と不快な態度を示した。
論戦は次の質問でさらにヒートアップした。朴沖綣議員が「戦時作戦統制権移管を推進し、(銃ではなく)警棒を持てと指示し、韓米合同軍事演習の規模を縮小し、DMZ(非武装地帯)の管理で国連軍司令部ともめている。これが軍の強化につながるのか」と問いただした。これに金民錫首相は「統制権移管は歴代政府が進めてきた。これがなぜわが国の国防力強化に反するのか」と反論した。
朴沖綣議員が「危険を認識する能力もなく、対策もなく、綱紀も緩み、訓練もなく、唯一しているのは金正恩のご機嫌を取り補佐だけ」と批判した。これに対して金民錫首相は「大韓民国の国軍をそう見ているのか? 国軍を冒とくする発言を直ちに取り消せ」と抗議した。
金民錫首相はさらに「先ほどの『古だぬき』という私個人に対する発言はいいとして、『ご機嫌を取りの補佐』という発言は取り消せ」「あなたの質問にはこれ以上答弁しない。答弁する価値さえ感じない」と批判した。
金民錫首相は声を荒らげ「基本は守りなさい!」「どこで!」「大韓民国国軍に対して金正恩の『ご機嫌を取りの補佐』しかしないだと!」などと激怒した。金民錫首相はさらに「今後はこんな質問は一切するな」「大韓民国国軍に謝罪しなさい」と要求した。朴沖綣議員は「適切な質問をしている」と言い返した。
イ・ヘイン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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