▲朝鮮日報 医学・健康ユーチューブ・チャンネル「ドクター・インサイド」より
日本の長野県は2000年代に入って男女共に長寿1位となり、世界で注目を集めた。長野県が短期間で長寿地域になった理由は、まさに住民の運動にあった。
健康・長寿の専門家たちは長野県の「ウオーク・アンド・トーク(Walk and Talk)」プログラムに注目した。住民を10人ずつのグループに分け、会話をしながら歩かせるものだ。その結果、同地域の健康保険消耗率(全医療費のうち、健康保険が給付した割合)が..
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▲朝鮮日報 医学・健康ユーチューブ・チャンネル「ドクター・インサイド」より
日本の長野県は2000年代に入って男女共に長寿1位となり、世界で注目を集めた。長野県が短期間で長寿地域になった理由は、まさに住民の運動にあった。
健康・長寿の専門家たちは長野県の「ウオーク・アンド・トーク(Walk and Talk)」プログラムに注目した。住民を10人ずつのグループに分け、会話をしながら歩かせるものだ。その結果、同地域の健康保険消耗率(全医療費のうち、健康保険が給付した割合)が日本国内で最下位圏まで下がるという成果を上げた。
【表】韓国の「長寿村」の順位
長野県にある信州大学医学部チームが開発した「インターバル速歩」も話題になった。インターバル速歩とは、サッサカ歩き3分間と、ゆっくり歩き3分間を1セットとし、5セット繰り返す運動法だ。これは、長寿地域のほとんどが丘陵地帯にあり、住民が自然と坂を上り下りして暮らしている点に着目し、平地を歩く際にも坂道を歩くような効果を出すようにしたものだ。
このような運動は筋力を鍛えるだけでなく脳神経を刺激して認知能力を向上させ、認知症の予防にも優れた効果があるとされている。
■長寿の要因 遺伝よりも「社会的結束力」の方が重要
全南大学のパク・サンチョル教授は「長寿において遺伝的要因が占める割合は20-25%に過ぎない。残りの75%以上は生活習慣や環境、特に社会的要因によって決まる」と述べた。健康・長寿の専門家たちは孤独を万病の根源と見なし、それを防ぐための共同体意識を強調している。
実際に、ハンセン病患者たちが集まって暮らしている小鹿島(全羅南道高興郡)の人々は、一般の人々より平均寿命が長い。これは、国の医療支援の他にも、強い結束力とお互いを思いやり、信頼する文化が主因だとみられている。一緒に運動し、食事をし、旅行するなどの交流でうつになるのを防ぎ、体調が回復するということだ。
■「しよう、与えよう、学ぼう」…脳を刺激する生活
パク・サンチョル教授は健康に老後を過ごすために「しよう、与えよう、学ぼう」という三つの姿勢が求められると語った。工芸や旅行などの活動に参加し(「しよう」)、他人を助けて人々を導き(「与えよう」)、新しいことを常に学ぶ(「学ぼう」)ということだ。ルーティン化した生活は脳に刺激を与えないため、外国語や芸術活動、宗教活動などを通じて絶えず脳に新鮮な刺激を与えることが重要なのだ。
パク・サンチョル教授は「人生100年時代の長寿の秘訣(ひけつ)は大げさなものではない。自分の足で歩き(Independence)、周囲の人々とコミュニケーションを取り(Connection)、常に学び、動くこと。命が尽きる瞬間まで自分の人生を自分で支えるという心構えが、健康長寿への第一歩だ」と語った。
チョン・ヒョンソク記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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