▲写真=UTOIMAGE
韓国国税庁が差し押さえた約69億ウォン(約7億5000万円)相当の暗号資産を二度も盗まれていたことが確認された。最初に盗んだ人物が「好奇心からやってしまった」と自ら通報し、返していたが、数時間も経たないうちに別の人物が暗号資産を再び盗んだということだ。
【写真】暗号資産を復元するための「ニーモニックコード」が写り込んだ韓国国税庁報道資料
国税庁は先月26日、高額滞納者の暗号資産を差し押さえたことを..
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韓国国税庁が差し押さえた約69億ウォン(約7億5000万円)相当の暗号資産を二度も盗まれていたことが確認された。最初に盗んだ人物が「好奇心からやってしまった」と自ら通報し、返していたが、数時間も経たないうちに別の人物が暗号資産を再び盗んだということだ。
【写真】暗号資産を復元するための「ニーモニックコード」が写り込んだ韓国国税庁報道資料
国税庁は先月26日、高額滞納者の暗号資産を差し押さえたことを知らせる報道資料を出し、「マスターキー」の役割をする「ニーモニックコード」も公開した。ニーモニックコードとは、紛失した暗号資産を復元する際に使用する暗号のことだ。ニーモニックコードさえあれば、USBなどの実物媒体がなくても暗号資産をどこでも復元できる。
事実、国税庁が報道資料を配布した当日、何者かが資料にあったニーモニックコードを利用してコールドウォレット(オフライン環境で仮想通貨を管理するための電子財布)からコインを盗んだ。盗んだコインの額は約69億ウォン相当だと言われている。ただし、盗まれた暗号資産はビットコインのように取引が活発なコインではなく、取引量が少なくて現金化が難しいため、被害規模は大きいとは言えないという見方もある。
このため、国税庁は警察に捜査を依頼した。警察が立件前調査(内査)を開始すると、ある男性が先月28日午後に警察庁のホームページに「私がコインを盗み、元に戻した」と通報した。しかし、国税庁は「暗号資産が再びコールドウォレットに戻ったかどうかは捜査中の状況のため確認が難しい」として、コインが回収できたかどうかを明らかにしなかったが、実際にはコインが戻ってから約2時間後に別の人物が同じニーモニックコードを使って再びコインを盗んでいたのだ。
国税庁は1日の見解文で、「(ニーモニックコードの漏えいは)弁解の余地がない国税庁の過失だ。今回の件を機に、セキュリティー体制全般に対する外部診断を実施し、対外公開時に重要な情報が漏えいしないよう、事前審査など内部規制を強化する」と述べた。しかし、戻ってきたコインが2時間後に再び盗まれていたことが分かり、依然としてセキュリティーに対する意識が不十分だと指摘する声が上がっている。
イ・ギウ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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