福島の住民たちから学んだこと【東京特派員コラム】

2026/03/14 11:45

▲2011年3月11日の東日本大震災で、福島県の海岸沿いの町は長年にわたり人が住まない廃虚となったが、汚染土を取り除く大規模な除染作業や整備を通じて少しずつよみがえりつつある。避難指示が徐々に解除されると、復興のため定住する人々も増えてきている。

 2011年3月11日の東日本大震災から15年たち、福島第一原子力発電所近くの海辺の町を訪れた。行く前はとても気になっていた。そこに戻って暮らす人々はどんな気持ちなのだろうか。放射能被ばくが怖くないのだろうか。日本人の知人に聞いてみると、「日本人にとって故郷の意味は特別だ」という答えが返ってきた。だがその一方で「いくら故郷とは言っても…」という思いもよぎった。

【写真】廃墟となった町を復興…記者が出..

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