▲グラフィック=ヤン・インソン
政府・家計・企業の債務を全て合計した韓国の総債務が初めて6500兆ウォン(約690兆円)を超えた。経済全般で債務が急速に増加している中、特に政府債務の増加速度が急速であると指摘されている。国際決済銀行(BIS)が23日に発表した。
発表によると、昨年の7-9月期末時点で韓国の総債務は6500兆5843億ウォンであることが集計で分かったという。これは1年前(6220兆5770億ウォン)より約280..
続き読む
▲グラフィック=ヤン・インソン
政府・家計・企業の債務を全て合計した韓国の総債務が初めて6500兆ウォン(約690兆円)を超えた。経済全般で債務が急速に増加している中、特に政府債務の増加速度が急速であると指摘されている。国際決済銀行(BIS)が23日に発表した。
発表によると、昨年の7-9月期末時点で韓国の総債務は6500兆5843億ウォンであることが集計で分かったという。これは1年前(6220兆5770億ウォン)より約280兆ウォン(約29兆円、4.5%)の増加だ。総債務は2021年1-3月期に5000兆ウォン(約530兆円)、同年10-12月期に5500兆ウォン(約580兆円)、2023年10-12月期に6000兆ウォン(約630兆円)と増え続けており、急増傾向が続いている。
韓国の国内総生産(GDP)に対する総債務比率は248%で、1年間に韓国経済が稼ぐ所得の2.5倍に達する債務を抱えていることになる。これは1年前(246.5%)より1.5ポイント高い。
債務項目別では、政府債務(1250兆ウォン、約132兆円)の増加率が9.8%と最も高く、企業債務(2907兆ウォン、約307兆円)は3.6%、家計債務(2342兆ウォン、約248兆円)は3.0%増加した。政府債務は家計債務や企業債務の2倍以上の速さで増加している。
また、国際金融協会(IIF)の資料によると、昨年10-12月期末のGDPに対する政府債務比率は48.6%で、過去最高を記録したとのことだ。これは1年前(43.6%)より5ポイントの急上昇だ。同比率は2024年初めまでは45%前後だったが、昨年4-6月期から急激に上昇し、50%に迫っている。韓国の政府債務比率は、米国(122.8%)、日本(199.3%)、フランス(110.4%)、英国(81.1%)、ドイツ(62.5%)などの主要国よりも低いが、増加速度が急激すぎると懸念する声が上がっている。
家計債務比率(89.4%)はやや下がったが、IIFで統計を集計した62カ国の中ではカナダ(100.4%)に次いで2番目で、依然として高いままだ。一般的に、家計債務比率が80%を超えると成長率が鈍り、景気後退の可能性が高まるという分析が多い。韓国は2014年以降ずっと80%を超えており、同期間に家計債務比率を引き下げた英国・米国・ユーロ圏など主要先進国とは対照的だ。
金智燮(キム・ジソプ)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com