▲イラスト=UTOIMAGE
中国が世界で初めてロボット交通警察隊を編成し実際に投入した。労働節(メーデー)連休の初日となった今月1日、浙江省杭州市の観光地西湖とその周辺道路には「杭警智行」という名前のロボット交通警官が立っていた。中国公安省によると、このロボット交通警察隊は交通管理に特化したロボット15体で構成されている。電動自転車や自転車の利用者、歩行者の交通法規違反を指導し、交通整理や観光客の案内などを担当する。ロボッ..
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中国が世界で初めてロボット交通警察隊を編成し実際に投入した。労働節(メーデー)連休の初日となった今月1日、浙江省杭州市の観光地西湖とその周辺道路には「杭警智行」という名前のロボット交通警官が立っていた。中国公安省によると、このロボット交通警察隊は交通管理に特化したロボット15体で構成されている。電動自転車や自転車の利用者、歩行者の交通法規違反を指導し、交通整理や観光客の案内などを担当する。ロボットが単純作業を処理し、生身の人間の警察官が事故処理や重点的な違反取り締まり、道路の安全点検などに集中できるようにする狙いだ。
【写真】中国・杭州に投入されたロボット警察官
中国メディア「澎湃新聞」は「中国ではこれまでに数体のロボットが交通整理に投入されたことはあるが、ロボット交通警察隊を編成し現場に配置したのは今回が初めてだ」と報じた。ロボット警官は1日8〜9時間の連続勤務が可能だという。
ロボット警察は交差点などで高性能な視覚認識アルゴリズムを用い、自転車の停止線違反やヘルメット未着用、違法な二人乗り、歩行者の車道侵入などを識別する。違反行為を検知すると、すぐに音声で警告し、警告を3回受けても従わない場合は、違反内容を杭州交通管理センターへリアルタイムで送信する。自転車に乗った人が信号待ちで停止線を越えると、ロボットは「黒い服の方は停止線の内側に下がってください」と案内する。
交通整理機能も備えている。ロボット警察は交差点信号制御システムと0.001秒単位で連携し、中国公安省の基準に合わせた交通指揮信号データベースを内蔵しており、直進、停止、左折など8種類の交通整理動作を実行できる。観光客がロボットのボタンを押し、音声で質問すると、リアルタイムで交通状況や位置情報を音声と画面で知ることもできる。
杭州市公安局交通管理隊によると、ロボット警察隊は正式投入前の2カ月間、西湖ハーフマラソンと杭州女性ハーフマラソンの交通整理に試験的に投入された。大規模なイベントで経験を積んだ後、人出が多い労働節連休に公式デビューした。中国では杭州のロボット警察隊を筆頭に、主要都市が治安管理や交通整理の現場にロボットを本格的に活用し始める見通しだ。
李伐飡(イ・ボルチャン)記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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