戦争が変えた金融政策の針路… 韓・米・日の舵取り役たちの選択は?【寄稿】

2026/04/16 07:00

エネルギー価格急騰という突발変数の出現 インフレを刺激し、投資・生産鈍化への懸念が拡大 バラマキに走る政治権力…財政・金融政策の衝突を招く

▲ケビン・ウォルシュ米連邦準備制度理事会(Fed)議長候補、植田和男日本銀行(BOJ)総裁、申炫松(シン・ヒョンソン)韓国銀行総裁候補(左から)。

 世界経済は時として、全く予想だにしない場所から揺さぶられる。2020年のパンデミックやロシア・ウクライナ戦争がそうだった。これら二つの事件は全世界をインフレの渦へと突き落とし、各国の中央銀行は前例のない速度で金利を引き上げた。わずか一、二年前までは低成長・低物価が永遠に続くかのように見えたことを思えば、世界がいかに急速に変貌し得るか改めて実感させられる。去る2月末に勃発したイラン戦争も、そうした..

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