▲ゼイビア・ブランソン在韓米軍司令官/写真=ニュース1
ゼイビア・ブランソン韓米連合司令官兼在韓米軍司令官は22日、戦時作戦統制権(統制権)の韓国軍移管に関連して「われわれは2029会計年度第2四半期(韓国基準で2029年第1四半期)以前までに当該条件を達成するためのロードマップを国防総省に提出した」と語った。
【写真】トランプ大統領「在韓米軍が駐留しているのに韓国は役に立たない」
ブランソン司令官はこの日、米連邦議会下院軍事委員会に出席し、軍事委員長..
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▲ゼイビア・ブランソン在韓米軍司令官/写真=ニュース1
ゼイビア・ブランソン韓米連合司令官兼在韓米軍司令官は22日、戦時作戦統制権(統制権)の韓国軍移管に関連して「われわれは2029会計年度第2四半期(韓国基準で2029年第1四半期)以前までに当該条件を達成するためのロードマップを国防総省に提出した」と語った。
【写真】トランプ大統領「在韓米軍が駐留しているのに韓国は役に立たない」
ブランソン司令官はこの日、米連邦議会下院軍事委員会に出席し、軍事委員長を務めるマイク・ロジャース下院議員(共和党)から統制権移管の準備状況に関する質問を受けてこのように答弁した。米国行政府の2029会計年度は28年10月1日から29年9月30日までで、29会計年度第2四半期とは29年1月-3月の期間に該当する。
ブランソン司令官の発言は、統制権移管のための諸条件を遅くとも29年第1四半期までには充足したいとする日程表が整えられたことを示唆している。一方、韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、任期中の統制権移管を実現したいという構想だ。ただし29年第1四半期は、同年1月20日までが任期のドナルド・トランプ米大統領とその後任の大統領の任期が重なっている。米国側は、統制権移管の条件充足が次期政権に持ち越される可能性も考慮しつつロードマップを整備した可能性があるとみられる。
ブランソン司令官は「条件に基づいた統制権移管を引き続き推進し、全ての条件が充足されるようになるだろう」と語った。なお前日、上院軍事委で統制権移管に関連して「政治的便宜主義が条件を追い越してはならない」と表明しており、これは韓国軍の力量強化などの条件が先決であるべき、という点を重ねて強調した発言と解釈されている。
ブランソン司令官は、間もなく開催される韓米統合国防協議体(KIDD)会議と、今年の初秋にワシントンで開かれる韓米軍事委員会(MCM)および韓米安保協議会(SCM)などで当該事案が話し合われる予定だと明かした。
ブランソン司令官は「現時点では、韓国が国防投資を持続的に増やしており、今後3会計年度で国防費の8.5%増額が実現するということを考慮すると、良い条件にあると考えている」と語った。さらに「統制権移管と共に、われわれは北朝鮮関連の任務に『必須だが、より限定的な』支援を提供しつつ、同時に西方へと視野を広げていく案を模索している」と述べた。これは、在韓米軍が韓半島にのみ集中していた過去とは異なり、韓半島の防衛と共に台湾海峡などインド・太平洋地域の他の安全保障上の懸案にも対応範囲を広げるかもしれない、ということを示唆する発言とみられる。在韓米軍の「戦略的柔軟性」を志向していることをはっきりさせた、とみることができる。
またブランソン司令官は冒頭発言で「韓半島は米国本土を防衛し、域内において米国の利益を増進する上で核心となる戦略的要衝」だとし「韓国に駐屯するわが軍は、急変する戦略的課題に対応しようと現代化を推進しており、これは私が兵力数よりも力量に焦点を合わせる理由」と述べた。
パク・ソンミン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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