6月3日の第9回全国同時地方選挙を前に、韓国与党・共に民主党では問題発言が相次いでいる。
共に民主党のキム・ムンス議員は2日、地域区(選挙区)の全羅南道順天市内の催しで、「『タカリ』をやるなら公務員をやるべきだ」と発言し、騒動となっている。「タカリ」とは俗に使い走りの意味で、他人の世話をしたり、こまごまとした用事をしたりする人のことを指す表現だ。この動画はユーチューブなどを通じて急速に拡散されて..
続き読む
6月3日の第9回全国同時地方選挙を前に、韓国与党・共に民主党では問題発言が相次いでいる。
共に民主党のキム・ムンス議員は2日、地域区(選挙区)の全羅南道順天市内の催しで、「『タカリ』をやるなら公務員をやるべきだ」と発言し、騒動となっている。「タカリ」とは俗に使い走りの意味で、他人の世話をしたり、こまごまとした用事をしたりする人のことを指す表現だ。この動画はユーチューブなどを通じて急速に拡散されており、これを受けてキム・ムンス議員は交流サイト(SNS)「フェイスブック」で「不当な俗語を使用したことをおわびします」と謝罪した。しかし、全国公務員労働組合は6日、声明を発表し、「公務員120万人を侮辱しておきながら、たった3行の謝罪でなだめようとしているのか」と反発した。そして、共に民主党指導部に対し正式な謝罪と金文洙議員の処分を求めた。
同じ共に民主党の張世竜(チャン・セヨン)慶尚北道亀尾市長候補が先月29日、「『朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が早く死んだから韓国は発展した』という趣旨の発言をしたことも議論を呼んでいる。張世竜候補は共に民主党慶尚北道議員候補事務所の開所式で、「80年の歴史の中で南北は互いに発展競争を繰り広げてきたが、韓国が勝った」「勝てたのは1979年に朴正熙が死んだからだし、北朝鮮の金日成(キム・イルソン=主席)は長生きしたから北朝鮮は滅びた」と語ったとされている。これに対して保守陣営は「妄言だ」と反発している。最大野党・国民の力に所属する亀尾カ地域区の姜明求(カン・ミョング)議員と具慈根(ク・ジャグン)議員は記者会見を開き、「単なる言い間違いではなく、誤った歴史観の現れだ」「共に民主党は張世竜候補の公認を取り消すべきだ」と主張した。
鄭清来(チョン・チョンレ)代表と河丁友(ハ・ジョンウ)釜山北甲選挙区補欠選挙候補が3日、釜山・亀浦市場で小学生女児に「オッパ(お兄さん)」(編注:女性が実兄または彼氏や男友達など親しい男性を呼ぶ際に使う言葉)と呼ぶよう求めた件も騒動が収まっていない。鄭清来代表は5日、保守勢力が強いとされる京畿道東豆川市を訪れたが、ある市民が「オッパと呼ばなきゃだめだ!」と叫んで抗議した。河丁友候補の選挙を手伝っている共に民主党関係者は「そうでなくても釜山は(選挙戦が)厳しいのに、党代表が大きなミスをしたためムードが良くない」と語った。同党の代表を務めたことがある宋永吉(ソン・ヨンギル)仁川延寿甲補欠選挙候補も、ラジオ番組で「指導部は自分の宣伝のために(各地を)回っているわけではない」「自分(党代表)が主役になってはならない」とたしなめた。
キム・サンユン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com