▲韓悳洙(ハン・ドクス)前首相
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による2024年12月3日の非常戒厳宣布に加担したとして起訴された韓悳洙(ハン・ドクス)前首相が7日、控訴審で懲役15年の判決を受けた。これは一審の懲役23年から8年短い刑期だ。しかし、内乱重要任務従事罪については同じく有罪が認められた。ソウル高等裁判所の内乱専門担当裁判部が控訴審で初めて、尹前大統領による非常戒厳宣布を「内乱」だと判断したものだ。
ソウル高裁刑..
続き読む
▲韓悳洙(ハン・ドクス)前首相
尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領による2024年12月3日の非常戒厳宣布に加担したとして起訴された韓悳洙(ハン・ドクス)前首相が7日、控訴審で懲役15年の判決を受けた。これは一審の懲役23年から8年短い刑期だ。しかし、内乱重要任務従事罪については同じく有罪が認められた。ソウル高等裁判所の内乱専門担当裁判部が控訴審で初めて、尹前大統領による非常戒厳宣布を「内乱」だと判断したものだ。
ソウル高裁刑事第12-1部(李昇哲〈イ・スンチョル〉裁判長)は同日、韓悳洙前首相の内乱重要任務従事罪を巡る控訴審判決公判で「違憲であり、違法な非常戒厳宣布に対する認識や国憲紊乱(びんらん)の目的、内乱重要任務従事の故意が全て認められる」と述べた。この日の判決は、韓国与党・共に民主党の要求によりソウル高裁に設置された内乱専門担当裁判部が、初めて尹前大統領による非常戒厳宣布の内乱性について下した判断だ。同裁判部は尹前大統領の内乱首謀事件の控訴審も担当しており、尹前大統領も有罪判決を免れるのは難しいとの見方が出ている。
同裁判部が有罪と認めた韓悳洙前首相の主な罪状は二つある。非常戒厳に手続き的正当性を持たせるため閣議の審議を経たかのような体裁を整え、宣布後に李祥敏(イ・サンミン)前行政安全長官と特定の報道機関に対する停電・断水措置案を協議した点だ。同裁判部は「首相として与えられた権限と地位の重大な責務を放棄しただけでなく、非常戒厳に手続き的正当性を持たせる方法により内乱行為に加担する側にいた」と述べた。
ただし、同裁判部は特別検察官が起訴しなかった部分についてまで一審が韓悳洙前首相を「不作為犯(法的義務を果たさなかったこと〈不作為〉により成立する犯罪)」だとして認めた判断は誤りだとした。韓悳洙前首相が尹前大統領の非常戒厳宣布などを阻止できなかったことを処罰するのは困難だと判断したものだ。この点が減刑に大きく影響したと受け止められている。
韓悳洙前首相側は同日、「非常戒厳宣布を阻止しようと努力したのだから、『非常戒厳を正当化しようとして権限を行使した』というのは納得できない」として、大法院(最高裁判所)に上告する考えを示した。
オ・ユジン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com