英語の早期教育で韓国語に支障、巻き舌・語順矯正する子ども教室盛ん

 教室に来る小学生の多くは「リウル」を英語式の「r」や「n」で発音し、「シオッ(サ行音を表す韓国語の子音)」を「sh」の発音と混同するという。大峙洞のスピーチ教室代表は「『ソンセンニム、スオプヘヨ(先生、授業をしてください)』と言う時も、『sh』の発音が混ざり、『ションシェンニム、シュオプヘヨ』という。変な話だと思われるかも知れないが、スピーチ教室に通う子どもたちのほとんどがこういう状態で、深刻な問題だ」と言った。

 英語幼稚園を卒園し、小学校に入ったばかりの子どもに教師たちも頭を痛めている。ソウル市内のある私立小学校で1年生の担任をしているキム先生(28)は「クラスの半数以上が英語幼稚園の卒園者で、そのうち3-4人は韓国語の聞き取りができず、授業についてこられない。子どもたちは『pink(ピンク)』は分かるが、韓国語の『プンホンセク(薄紅色)』は分からないし、好きな昆虫を聞くと『ladybug(てんとう虫)』と英語で答えられても、韓国語の『ムーダンボルレ(同)』が何であるかは知らない」と言った。

 さらに、キム先生は「『自分の考えを言ってみて』と言うと、外国人のように「Um ...」と言いながら言葉に詰まる子も多い」と語った。小学2年生の男の子がいる主婦チャンさん(36)は「保護者会に先月行ったところ、うちの子が『Oh、my god(オー・マイ・ゴッド)』と英語の感嘆詞をよく使うので、ほかの子までまねするようになったと苦情を言われた。今、スピーチ教室を探しているところだ」と語った。

 梨花女子大学幼児教育科のキム・スンファン教授は「母国語もしっかり身についていない幼児期に外国語を過度に教育すると、子どもが混乱して両方ともきちんと話せなくなる。母国語の語彙(ごい)や文の構造に十分慣れていないと、将来的にも上級の英語は話せない」と注意を促した。

イ・スルビ記者 , チェ・ウォングク記者
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