韓国で無人ヘリが初飛行、有人機より巧み

 KAIは、韓国では山林庁・国立公園管理公団など監視用ヘリが必要なところで無人ヘリが導入されるものとみている。キム・ギジュン先任研究員は「山岳・海上の監視偵察のほかにも行方不明者の捜索、貨物輸送など各種の分野で使える」と語った。海外のように農業用やエアタクシーなどにもこの技術は活用できる。ユン・ジョンホKAI常務は「今年までに地上コントロール施設を通して飛行性能検証を終え、来年からは艦上でも自動で発着できる水準まで技術を引き上げていく計画」と語った。

 許喜寧(ホ・ヒヨル)韓国航空大学教授は「完全自律飛行をしようと思ったら、飛行中の通信ミスや機械の誤作動が発生した場合に人のいない場所へ緊急着陸するなど、安全性が検証されなければならない」として「この技術が内需用にとどまらずグローバル市場にも進出できるように、体系的な事業戦略も立てなければならない」と語った。

高興(全南)=キム・ガンハン記者
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