老父母を頼って暮らす韓国40代ニート族20万人

 では、中年ニートがこのように爆発的に増加した原因は何なのか。30代のニートが増加した原因には、20代ではニートでなかった人が新たにニートになっていることが大きく影響した。20代で働いたり一生懸命に求職活動をしたりしたものの、30代で職を失ったり求職活動が思うように進まなかったりするなどの理由でニートになったケースが多いというわけだ。

 一方、40代の場合、新たにニートになる人に加え、30代にニートだった人が10年後にもニートから抜け出すことができずにいることが大きく影響していた。ナム研究委員は「中年ニートの増加は青年ニートの経験と密接な関係を持っている」と説明する。実際にニートは青年時代から長期化する傾向が高い。ソウル市冠岳区に住むBさんは来年には32歳を迎えるが、これまで一度も働いてみた試しがない。2008年に高校を卒業して以降、進学も就職も就職活動もせずに11年を過ごした。Bさんは「この年になって両親にお小遣いをもらうのは申し訳ない限りだが、今となってはどうしようもない。こうして一日一日を過ごしてみたところ、いつの間にか30を過ぎてしまった」という。

 Bさんの場合、40代になってもニートを続ける可能性が高い。30-40代の雇用市場がそれほど困難を極めているためだ。特に40代の就業者数は2015年10月の696万6000人を頂点に先月まで49カ月間連続で減少した。12月24日に統計庁が発表した「2018年基準中壮年層行政統計結果」によると、再び就職した中・壮年層のサラリーマンのうち10人に6人(62.5%)は平均月給が200万ウォン(約18万8000円)未満であることが分かった。

■ニート(NEET)とは「仕事をせず、職業教育や訓練も受けない(Not in Education, Employment or Training)人」を意味する。通常未婚ながら学校に通わず家事もしない無職者を意味する。就職しようとする意欲がないという点で、働く意志はあるが働き口を見つけることができずにいる失業者とは区別される。

シン・スジ記者
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