北が超大型放射砲3連射に成功したら…韓国軍のキルチェーンは事実上無力化

 北朝鮮が、今回の新型兵器とは別に、昨年末から米国に警告してきた「新たな戦略兵器」を今年上半期中に持ち出してくる可能性もある。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)や新たな形態の中距離弾道ミサイル、人工衛星打ち上げの可能性が浮上している。当初は2-3月ごろと予想されていたが、武漢コロナ問題で時期がずれ込んだ、という分析が多い。崔剛(チェ・ガン)峨山政策研究院副院長は「北朝鮮はますますレベルを高めるはずで、その振幅も大きくなると思う」として「武漢コロナの展開状況を見つつ、金日成(キム・イルソン)主席の誕生日である太陽節(4月15日)に合わせて、さらに強硬な水準の挑発を行う可能性がある」と語った。くしくも、韓国の総選挙も太陽節と同じ日だ。

 ただし、北朝鮮が中国の武漢コロナの状況や習近平国家主席の外交日程などを考慮して動くこともあり得る、という分析もある。また、米国大統領選挙をにらんだ劇的な効果を狙い、今年下半期の9-10月ごろに挑発する可能性も排除できない。

金慶和(キム・ギョンファ)記者
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