イ氏は2日午後6時30分まで事情聴取を受け、夕食後に聴取を再開することにした後に外出したが戻らず、3日午後9時15分頃にソウル市瑞草洞にあるソウル中央地裁の敷地内で遺体で発見された。法曹界からは「検察が新たに追加で把握したオプティマス以外の別の容疑とも関係がありそうだ」との見方もささやかれている。イ氏が李代表の知らないところで、「虎の威を借る狐」のように行動した可能性もあるとみられる。ある法曹界関係者は「イ氏は死亡したが、イ氏をめぐる一連の動きに李代表が介入していたか確認するには、イ氏に給与を提供していた企業への捜査は避けられないだろう」と指摘する。
今年4月の国会議員選挙前、イ氏はオプティマスのキム・デヒョン代表から李代表のヨイド事務所の保証金、1000万ウォン(約96万円)相当のオフィス家具や備品、さらに鍾路区にある李代表選挙事務所の複合機レンタル料として76万ウォン(約7万3000円)を受け取った容疑も浮上していた。ソウル市選挙管理委員会は先月末、「複合機レンタル料の代納」についてのみイ氏ら2人を検察に告発した。
一方で尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長はイ氏死亡のニュースをメディアを通じて知ったという。ソウル中央地検は、イ氏が前日夕方に食事をすると言って外に出た後、行方をくらましてから14時間後の3日午前9時30分頃、一連の事実を大検察庁反腐敗強力部に報告したようだ。しかし大検反腐敗部のシン・ソンシク部長は一連の事情について尹総長に報告しなかった。この日夜10時35分頃にイ氏死亡の事実が最初に報じられると、ソウル中央地検はそれからおよそ30分後の夜11時5分に「被告発人(54歳)が午後9時15分に遺体で発見された」「このような事態となり非常に残念に思う」とメディアに発表した。