ゴミ屋敷から2人の子供を救出…扶養義務放棄で40代の母親を立件 /金浦

ゴミ屋敷から2人の子供を救出…扶養義務放棄で40代の母親を立件 /金浦

 京畿道金浦市内にあるゴミだらけの住宅から子供2人が発見された。子供は放置された状態で、身体は痩せ細り極度に衰弱していたことから、警察は母親の身柄を確保して取調べを行っている。

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 金浦警察署などが25日に明らかにしたところによると、今月18日に金浦市陽村邑のある住宅から12歳の男の子と6歳の女の子が発見された。2人は兄妹。近隣の住民から「ゴミだらけの家の中に子供2人が捨てられている」との通報を受けた警察は、地元の行政福祉センターや児童保護機関の関係者らと共に現場に向かった。

 当時外出していた40歳の母親を呼び、玄関を開けて中に入ったところ、ゴミだらけの家の中から2人の子供が発見された。2人は非常に痩せ細っていたが、意思疎通は可能だった。ただし妹は身体が不自由な状態だったという。

 妹は近くの病院で脳性マヒと知的障害の診断を受けており、つい先日までおしめを着用し、哺乳瓶を使用していた様子だった。

 警察は子供たちの母親を児童福祉法上の放任容疑によって在宅で立件し、取調べを行っている。救出された子供たちは金浦市内の2カ所の保護施設で一時的に保護されている。

 警察の関係者は「母親が子供たちを放置した具体的な状況については現在取調べ中で、詳しい内容は明らかにできない」とし「子供たちの状態が放任と関連があるのかついても確認する」とコメントした。

キム・ソクモ記者
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